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産経土木常任委員会(10月14日)
産経土木常任委員会 委員長 井下 泰伸
委員長 井下 泰伸
産経土木常任委員会に付託されました第159号議案「訴えの提起について」の審査経過と結果について、ご報告を申し上げます。
本案件は、保険代位による求償金請求事件に係る、9月30日のさいたま地方裁判所の判決に関し、その取り消し等を求め、控訴を提起しようとするものであります。
まず、裁判の原因である、県道における落石を起因とした事故について、詳細な状況が、質疑されました。
また、控訴をした場合の裁判の見通しについて質され、道路の安全管理に、県の過失は認められないのではないか、との認識から、控訴は妥当であるとの意見が述べられました。
次に、判決が、道路の安全管理に与える影響について質疑され、裁判で和解を考慮することができるのか、質されました。
また、判決に関わらず、道路の安全管理はしっかりと行っていくべきとの観点から、道路の安全管理に対する県の見解が求められました。
以上の質疑を踏まえ、採決した結果、本委員会に付託されました議案は、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、申し上げまして委員長報告といたします。