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総合計画に関する特別委員会が県外調査を実施しました(平成27年11月12日~13日)
1 調査目的
下記事項について県外調査を実施し、今後の本県施策の進展に役立てます。
- 次期総合計画の策定に関すること
- 群馬の未来創生に向けた「人口ビジョン」及び「総合戦略」の策定に関すること
- 人口減少対策に関すること
- 女性の輝く社会の実現に関すること
2 調査期日
平成27年11月12日(木曜日)から平成27年11月13日(金曜日)
3 調査項目
(1)こまつの杜(石川県小松市)
「コマツ:(株)小松製作所)」は、重要な経営資源である「人」と「技術」を更に伸ばしていくことを主眼に事業に取り組み、その一環として、小松市の小松工場跡地にグループの人材育成の拠点と併せ、地域社会と一緒に子供たちを育む場所として、2011年5月に「こまつの杜」をオープンしました。
「こまつの杜」には、本社機能の一部移転によって社内研修機能を集約した施設として設けられた「コマツウェイ総合研修センター」の他、旧本社を再現した広報資料館の「わくわくコマツ館」や、加賀地方の里山を再現した緑地「げんき里山」、世界最大級の超巨大ダンプカー(930E)の展示などがあります。
この総合研修センターには、年間約3万人が訪れ、利用者が小松市内で宿泊、飲食、土産物購入などをすることで地域活性化に大きく貢献しており、本年3月に訪問した石破地方創生担当相に「地方創生のモデルケース」と評価されました。
ついては、今後の地方創生などの参考とするため、当該施設における取り組み状況等について調査しました。
わくわくコマツ館で説明を受ける
(2)石川県庁(石川県金沢市)
石川県においては、人口減少の克服のため、結婚・出産・子育てへの支援や、東京一極集中を是正し石川への人の流れをつくるなどの地方創生の具体的な行動計画を示すため、地方版の総合戦略である「いしかわ創生総合戦略」が、本年10月中に策定される予定です。
戦略では、「北陸新幹線金沢開業効果の最大化と県内各地・各分野への波及」や「多様な人材を惹きつける魅力ある雇用の場の創出」など5項目の基本目標を定め、各々に数値目標を掲示して施策ごとに重要業績評価指標(KPI)を設定し、効果の検証・改善を行う仕組みを確立するなどとしています。
また、総合戦略の策定と並行して、石川県における人口の現状や将来展望などについてまとめた、地方人口ビジョンである「いしかわ創生人口ビジョン」の策定も進められています。
ついては、「地方版総合戦略」、「人口ビジョン」策定及び人口減少対策などの参考とするため、同県における計画の概要及び人口減少対策への取り組み状況等について調査しました。
石川県議会にて
4 出席委員等
委員長:南波和憲、副委員長:橋爪洋介
委員:黒沢孝行、委員:久保田順一郎、委員:織田沢俊幸、委員:福重隆浩、委員:星名建市、委員: 後藤克己、委員:臂 泰雄、委員:原 和隆、委員:金子 渡、委員:本間惠司、委員:穂積昌信