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決算特別委員会文教警察分科会が県内調査を実施しました(平成27年10月9日)
1 調査目的
委員会活動として、「平成26年度の群馬県一般会計歳入歳出決算の認定に関すること」について、現地調査を実施し、今後の委員会審査の参考とします。
2 調査期間
平成27年10月9日(金曜日)
3 調査項目
(1)県立吾妻特別支援学校(中之条町)
県立吾妻特別支援学校は、「群馬県特別支援学校の配置及び整備計画」に基づいて、特別支援学校の未設置地域解消を目的として整備され、平成27年4月に開校しました。
同校は、吾妻地域から特別支援学校へ通う子どもたちの通学負担の軽減はもとより、中之条小学校との併設という立地条件を生かし、児童生徒間の交流が深められることで、教育的な相乗効果も期待されているところです。また、専門性のある教員が、保護者の方々からの相談を受けたり、地域の幼稚園・保育所及び小・中学校等の教職員等への助言や研修等を行うなどの、吾妻地域における特別支援教育のセンターとしての役割を担っています。
ついては、平成26年度決算審査の参考とするため、県立吾妻特別支援学校を訪問し、施設の整備状況及び運営状況等について調査を行いました。
学校内の施設を見学する
(2)渋川警察署(渋川市)
渋川警察署は、昭和41年12月に建築された築48年の庁舎で、老朽化が顕著なうえ、警察署員の数の増加やOA機器の増設等により狭隘化が進み、業務全般に支障を来していました。また、来庁者の待合室や駐車場も十分に確保できないなど、渋川市民をはじめ、県民に不便を強いている状況にありました。
こうした状況を改善するため、平成23年度から渋川警察署庁舎の移転に向けた検討が進められ、渋川市南部の行幸田地内の約1万3千平方メートルの敷地に、平成27年1月中に新庁舎が完成し、同年2月から供用が開始されたところです。
なお、新庁舎は、次代の治安維持を担う最新の機能を備えることはもとより、運転免許証の即日交付ができるようになるなど、来庁者の利便性向上も兼ね備えたものとなっています。
ついては、平成26年度決算審査の参考とするため、渋川警察署を訪問し、新庁舎の移転新築の状況及び移転後の機能性等について調査を行いました。
渋川警察署の概要について説明を受ける
4 出席委員等
主査:岸 善一郎、副主査:高橋 正
委員:中沢丈一、委員:松本耕司、委員:福重隆浩、委員:後藤克己、委員:酒井宏明、委員:川野辺達也、委員:本郷高明