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総務企画常任委員会(6月12日)
総務企画常任委員会 委員長 須藤 和臣
委員長 須藤和臣
総務企画常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。
はじめに付託議案についてであります。第115号議案「群馬県県税条例等の一部を改正する条例」に関して、承第2号とも関連した質疑として、本県における資本金1億円を超える黒字法人と赤字法人の割合について質されたほか、外形標準課税の拡大に対する県の考え方について見解が求められました。
次に、第116号議案「群馬県住民基本台帳法施行条例の一部を改正する条例」に関して、社会保障・税番号制度の導入に係る県内事業者への周知方法について質されたほか、情報セキュリティ対策に関しての見解が求められました。
次に、承第2号「専決処分の承認について」に関して、板倉ニュータウンにおける住宅団地の分譲状況、及び今後の販売見込みなどについて質疑されました。
最後に、諮問第1号「退職手当支給制限処分に対する審査請求に関する諮問について」に関して、請求人の過去の非違行為の有無、及び、他の都道府県における同様の事例の発生状況とその処分状況などについて質疑されました。
以上の点を踏まえ採決した結果、本委員会に付託されました議案のうち、第112号議案は全会一致をもって、第115号、第116号の各議案、及び承第2号は多数をもって、それぞれ原案のとおり可決・承認すべきものと決定いたしました。
また、諮問第1号につきましては、全会一致をもって、「本諮問に係る審査請求については、これを棄却すべきである。」との意見とすることで決定いたしました。
引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。
この他、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
はじめに、総務部関係については、
- 県内の景気動向について
- 県庁周辺の公共交通環境整備について
- 群馬会館の改修工事について
- 火山災害に対する対応状況について
- 消防団員の確保対策について
- 「ぐんま広報」の配付方法について
- 県庁におけるインターンシップの受け入れ状況等について
- ふるさと納税に係る実績と取組状況等について
- 職員研修等の実施状況について
- 社会人経験者の採用について
- 県外に向けた情報発信強化について
- ぐんまちゃん家における物産品等の販売について
- 産育休代替職員の補充状況について
- 予算の編成方法及び財務主任の役割について
- 嘱託職員の待遇について
- 県民広場のモニュメントについて
- 消防団体制の機能充実について
- 危機管理対策への意気込みについて
次に、企画部関係については、
- 総合計画策定における市町村との連携及び群馬固有の視点の必要性について
- コンベンション対策特別委員会からの提言に対する取組の進捗状況について
- 旧新町紡績所とぐんま絹遺産等との連携について
- コンベンション施設に係る需要調査の結果及び周辺道路の整備について
- 米軍機の飛行に係る騒音測定について
- マイナンバー制度における個人情報の安全対策について
- 人口ビジョンに係る将来展望の考え方及びその示し方について
- コンベンション施設整備における周辺環境への影響等について
- 外国人留学生の定着促進について
- 絹文化継承プロジェクトについて
- 職員提案に係る提案・採用の状況及び提案数の増加に向けた取組について
- テレビ放送の難視聴対策について
最後に、企業局関係については、
- 田沢発電所建設の進捗状況について
- 売電契約の現状及び今後の売電方法の検討状況について
- 東毛工業用水道の供給先について
- 産業団地における在庫面積の現状と今後の造成予定について
- 八ッ場発電所に係る導水路計画について
これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
以上、申し上げまして委員長報告といたします。