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総務企画常任委員会(企画部関係・コンベンション関係:平成26年度)
1.開催日時
平成26年3月17日(月曜日)10時00分開始 10時55終了
2.開催場所
401委員会室
3.出席委員
委員長:萩原 渉、副委員長:大手治之
委員:中村紀雄、委員:腰塚 誠、委員:黒沢孝行、委員:織田沢俊幸、委員:岩上憲司、委員:後藤克己、委員:臂 泰雄
4.欠席委員
なし
5.主な質疑
(1)コンベンション施設整備について
後藤委員
PFIを前提としたアドバイザリー業務委託契約ということで当初予算に計上されているが、来年度1年は、建設を急がずに熟議を重ねる1年にしようと感じる。議論を深める1年とするために、アドバイザリー業務委託契約予算を修正するなど、目に見える形で姿勢を示すことが重要だと考えるが見解はどうか。
吉川副知事
これから議会と十分に議論しながら進めたい。アドバイザリー業務契約に関する予算についても、議会と十分に議論をした上で、理解を得られれば執行させてほしいと考えている。
後藤委員
当初予算でコンベンションビューローなどに使った上で、年度途中に議論を尽くす中でPFIで実施しようという方向になれば、補正予算を組んでも良いと思う。その辺りの意思を改めてお聞きしたい。
吉川副知事
事業手法について、基本計画の中では、従来整備方式とPFI事業方式について示して、PFI事業方式を本県で初めて実施する可能性が出てきたので、特に調査をして検討を進めてきた。事業手法についても、十分に議論しながら決めるべきものと認識している。予算について事業方式の理解をいただいた上で執行させてほしいと考えている。
岩上委員
今回、どうして説明不足になったのか、社会基盤づくり特別委員会には先に示されて、その後新聞報道になり、予算を審議しなくてはならない総務企画常任委員会に出てくるのが最後になったのか。
反町企画部長
本年度は、総務企画常任委員会と社会基盤づくり特別委員会において、コンベンションに関する議論が並行して行われてきた。社会基盤づくり特別委員会において、ホテルの設置をどうするかといった議論もあったので、そのようになった。総務企画常任委員会に対しての配慮や考えが及ばず、申し訳なかったと考えている。
岩上委員
先ほど原点に立ち戻るという話があった。どこまでの変更を考えているのか。考えを伺いたい。
反町企画部長
昨年1月に総務企画常任委員会に基本計画の素案を説明して、パブリックコメントを実施した。その後、2月議会で、基本計画案を示し、それらの議論を踏まえて基本計画を策定しており、そこまではご了解いただいていたと認識していた。その基本計画に基づいた種々の検討を詰めてきた。この部分の説明が十分でないとご指摘をいただいたものであり、基本計画を示した時点に戻って、色々な議論をしながら、県議会と執行部が同一の認識を持って進めていけるようにしていきたい。
岩上委員
県議会と執行部が同一の認識というには、基本計画が本当によいのか、その辺りも議論がかみ合わないところだと思う。まず、コンベンションビューローを立ち上げ、自分たちで誘致活動に取り組んでみて、本当に県内需要を既存施設から奪わないか確認してから進めるべきだと思うが、どのように考えているか。
反町企画部長
来年度、コンベンション推進課に誘致係を設置して、県でも誘致活動を進めることを考えている。また、コンベンションビューローの検討も進めている。展示場の規模については、4~5万平米あった方がいいという意見や、1万6千平米では大きすぎるといった意見もある。こういったことを含め、皆様と議論をしていきたい。
岩上委員
内容を変更すべきと思うが、副知事の見解はどうか。
吉川副知事
基本計画は、有識者検討委員会における議論など、様々な議論を踏まえて策定したものである。この基本計画の時点に立ち戻って、議会の意見を聞きながら進めることに尽きると考えている。なにがなんでもこの計画の内容で押し進めていくとは考えていない。
岩上委員
内容を変更する考えはあるのか。
吉川副知事
議会の議論を十分踏まえ、対応する。
腰塚委員
新年度、コンベンションの特別委員会を設置して十二分に議論することも必要である。特別委員会での提言などをたたき台として、執行部と意見交換をして良いものを造っていきたい。そのためには、今までのことは白紙にしていただき、その上で議論をしないと意味がない。また、コンベンションビューローの設置については、当初予算では500千円しか予算が計上されていないが、5月議会で補正予算を付けて、真剣に議論する材料を集めてほしい。このような点をきちんと受けとめてほしいがどう考えているか。
反町企画部長
ご指摘を踏まえて、十分に対応したい。
腰塚委員
白紙の状態にして、これから議論して進めていくという認識でよいか。
茂原副知事
提案する前に十分議論をして、自信をもって提案することが前提であるが、提案したものに対して色々な観点から意見をいただき、その意見を検討することが議論であると認識している。面積についても、1万6千平米の面積で良いのか、比べて検討していくのが議論であると考えている。そういったことを含めて、意見をいただき、検討をしながら、最終的に良い施設を造っていくという姿勢で臨みたいと考えている。