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議会運営委員会が県外調査を行いました(平成26年11月13日)
1 調査目的
下記事項について県外調査を実施し、今後の議会運営の進展に役立てます。
- 京都府議会の議会運営について
- 奈良県議会の議会運営について
2 調査期間
平成26年11月13(木曜日)~14(金曜日)
3 調査項目
京都府議会
京都府議会では、平成23年7月の「議会改革の取組の検証に関する諮問(第1次)」以降、3度目となる「予算及び決算の審査充実に関する諮問」が平成24年7月に議長からなされ、これを受け、議会運営委員会は、内部に新たに議会改革検討小委員会を設置して検討を重ね、翌25年3月に「予算及び決算の審査充実に関する検討結果」を答申しています。
また、議会運営委員会は、この答申を具現化するためとして、議会改革検討小委員会において、当初予算の議会の関わり方、予算議案の付託のあり方等について検討してとりまとめ、2回にわたり「予算審議の充実に関する検討結果」を議長に報告しており、その結果として、今年度から、小委員会または分科会を設ける予算特別委員会を通年で設置して審査する方法を開始しました。
そこで、京都府議会の予算特別委員会に関する取り組みをはじめとした議会運営全般にわたる事項について調査しました。
旧京都府議会議事堂にて
奈良県議会
奈良県議会は、平成22年12月、「奈良県議会基本条例」に基づき、議会改革推進会議が設置されて以来、これまでに「特別委員会と常任委員会とのあり方」、「質問要旨の傍聴者への提供」、「請願の受付日の見直し」、「予算・決算審査特別委員会の見直し」など、多くの事項について検討を重ねてきています。
また、平成25年度には、同志社大学に委託し、「決算審査に係る委員会及び監視機能についての調査」とする全国調査を実施するなど、議会改革に対して積極的に取り組んでいるところです。
さらに、今後の会期の見直しに併せて検討することとされているが、本県にはない「事前委員会」を実施しているなど、本県と異なる取り組みをしています。
そこで、奈良県議会の議会改革の取り組み状況をはじめとした議会運営全般にわたる事項について調査しました。
奈良県議会議事堂にて
4 出席委員等
委員長:松本耕司、副委員長:星名建市
委員:南波和憲、委員:黒沢孝行、委員:織田沢俊幸、委員:新井雅博、委員:福重隆浩、委員:橋爪洋介、委員:岩上憲司、委員:舘野英一、委員:須藤和臣、委員:大手治之