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総務企画常任委員会(12月15日)(平成26年第3回定例会)

総務企画常任委員会 委員長 須藤 和臣

写真:委員長の様子
須藤和臣委員長

 総務企画常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。

 はじめに、付託議案についてでありますが、第151号議案「平成26年度群馬県団地造成事業会計補正予算」に関して、財務会計システムの改修内容や、システム保守管理の委託契約内容について質疑されました。

 続いて、第157号議案「群馬県職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例」に関して、今回の人事委員会勧告に基づく給与等の改定に必要な所要額や、財源措置などについて質疑されました。

 最後に、第162号議案「群馬県公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」に関して、団地造成事業会計を分離する理由や、そのメリット・デメリット、併せて、分離後の事業方針及び職員配置の考え方などについて質疑されました。

 以上の点を踏まえ採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。

 この他、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。

 はじめに、総務部関係については、特に「公立大学法人制度」に関して、

  • 法人化によるメリット・デメリットについて
  • 法人化後における大規模改修時の負担のあり方について
  • 法人化検討のスケジュールについて
  • 大学組織における役割分担について
  • 検討委員会からの意見の扱いについて

など、関連の質疑が行われたほか、

  • 25年度決算における物件費や補助費等の減少理由について
  • 県有施設の長期保全に向けた計画的な取組について
  • 社会保障・税番号制度の周知方法及び導入に向けた検討状況について
  • 雪害対策における対処方法等について
  • 指定管理者制度の利点及び管理期間設定のあり方について
  • 行政改革大綱に係る未利用財産売却の取組結果について
  • 事務・事業見直し委員会における審議の論点などについて質疑されました。

 次に、企画部関係については、特に「群馬の未来創生本部」に関して、

  • 市町村が挙げる課題の具体的内容と国への働きかけについて
  • 部局横断の取組の必要性について
  • 人口減少をテーマとした議員研修会の内容に対する見解について
  • ワーキンググループを活用した情報収集について
  • 県内市町村の地域特性に着目した提案型の移住促進について
  • 人口減少に係る市町村の見解について

など、関連の質疑が行われたほか、

  • 「ぐんまちゃん」の利用許諾について
  • 上野三碑の世界記憶遺産登録に向けた協力体制について
  • 地域経済循環創造事業交付金に係る市町村や金融機関への周知方法、及び本県内の採択状況について
  • 需要調査を踏まえたコンベンション施設の活用の考え方について
  • コンベンション施設の周辺整備に係るアンケート調査結果の地元説明についても質疑されました。

 最後に、企業局関係については、

  • 小水力発電事業の今後の展開について
  • 発電所の竣工式典のあり方について
  • 産業団地整備に係る候補地点の調査と

 その後の状況について

  • 新規産業団地の整備方針について

などの事項につきましても、活発な議論が行われました。

 以上、申し上げまして委員長報告といたします。


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