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議第17号議案(平成26年10月7日)
大雪被害により被災した農業用施設等の復旧支援を求める意見書
本県は、本年2月に2週続けて、県内全域で歴史的な大雪となり、農業においては、多くの農業用ハウス等の施設が倒壊し、出荷最盛期の野菜やきのこ等が収穫不能となるなど、甚大な被害に見舞われた。
そんな中でも、復旧、復興においては、国から様々な支援対策が講じられており感謝申し上げる。
被災農家はできる限り本年度内の復旧を目指しているが、ハウス等の再建に必要な資材、施工業者の確保が困難となり、やむなく本年度中に再建することができない農家が出てきてしまうことも想定され、被災地からは支援対策の柔軟な運用に対する要望が強く提示されている。
ついては、こうした実情から、来年度予算編成にあたり、農業用ハウスやきのこ栽培に必要な施設等の再建支援に係る被災農業者向け経営体育成支援事業について、複数年にわたって事業継続するとともに、必要な予算額を確保することについて特段の措置を講じられるよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成26年10月7日
群馬県議会議長 須藤 昭男
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
財務大臣
総務大臣
農林水産大臣
内閣官房長官 あて