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コンベンション対策特別委員会が県外調査を実施しました(平成26年7月7日)
1 調査目的
下記事項について県外調査を実施し、今後の本県施策の進展に役立てます。
- コンベンション施設の整備に関すること
- コンベンションビューローの設置に関すること
2 調査期日
平成26年7月7日(月曜日)~8日(火曜日)
3 調査項目
幕張メッセ(千葉県千葉市)
幕張メッセは、株式会社幕張メッセが運営する複合コンベンション施設で、「国際展示場」、「国際会議場」、「イベントホール」の3施設から構成され、平成元年10月に開業しました。
国際展示場は、「1~8ホール」(展示スペース:54,000平方メートル)と平成9年10月にオープンした「9~11ホール」(展示スペース:18,000平方メートル)からなり、見本市や展示会等、様々なイベントが開催されている。
国際会議場は、1,600名を収容できるコンベンションホールを始めとした22室を持ち、企業セミナーや国際会議、パーティー等に幅広く利用されています。
イベントホールは、最大9,000人を収容でき、コンサートや式典・集会、スポーツイベント等、多目的に利用されています。
なお、平成25年度の来場者数は574万人となっています。
そこで、群馬県が整備を予定しているコンベンション施設の参考とするため、幕張メッセの現況を調査しました。
幕張メッセ国際会議場にて施設の説明を受ける
横浜国際平和会議場(通称:パシフィコ横浜)(神奈川県横浜市)
横浜国際平和会議場(通称:パシフィコ横浜)は、国立大ホール(国立横浜国際会議場)、会議センター、展示ホール、アネックスホール、ホテルからなるコンベンション施設で、平成3年に会議センター、ホテル、展示ホールが開業し、平成6年に国立大ホールが完成、アネックスホールは平成13年に展示ホール増床拡張時に建設されました。ホテルを除く運営は、株式会社横浜国際平和会議場によって行われています。
国立大ホールは、東日本唯一の国立の会議場で、5,000人を収容でき、コンサートや式典・集会等、様々なイベントに利用されています。
会議センターは、1,000人を収容できるメインホールの他、大小合わせて約50室の会議室を持ち、国際会議や学術会議、シンポジウム等に利用されています。
展示ホールは、展示スペース20,000平方メートルを持ち、展示会やイベントのほかコンサートやスポーツも行われています。
アネックスホールは、展示ホールの奥に併設された多目的スペースで、展示会併設のセミナーや1,000人規模のパーティ等に利用されています。
なお、平成25年度の来場者数は423万人となっています。
そこで、群馬県が整備を予定しているコンベンション施設の参考とするため、横浜国際平和会議場の現況を調査します。
パシフィコ横浜展示ホール外観を視察
東京国際展示場(通称:東京ビッグサイト)(東京都江東区)
東京国際展示場(通称:東京ビッグサイト)は、株式会社東京ビッグサイトが運営する日本最大のコンベンション施設で、東展示棟、西展示棟、会議棟からなり、平成8年4月に開業しました。
東展示棟は、1階に展示スペース6ホール51,380平方メートル、西展示棟は展示スペース4ホール(1階2ホール、4階2ホール)29,280平方メートルを持ち、他に屋上展示場、屋外展示場が併設されており、多くの見本市、展示会等の会場として利用されています。
会議棟は、1,000人を収容できる国際会議場のほか、レセプションホール(1,700平方メートル)、22の大小会議室を備え、国際会議や学会等、各種会議に利用されています。
なお、平成24年度の来場者数は1,345万人となっています。
そこで、群馬県が整備を予定しているコンベンション施設の参考とするため、東京国際展示場の現況を調査します。
東京ビッグサイトにて国際展示会場の準備状況を視察
4 出席委員等
委員長:中沢 丈一、副委員長:萩原 渉
委員:松本耕司、委員:織田沢俊幸、委員:舘野英一、委員:伊藤祐司、委員:後藤克己、委員:臂泰雄、委員:吉山勇、委員:清水真人、委員:小川晶