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総務企画常任委員会(平成26年6月16日)
総務企画常任委員会 委員長 須藤 和臣
委員長 須藤 和臣
総務企画常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。
はじめに、付託議案についてであります。第103号議案「職員の配偶者同行休業に関する条例」に関して、条例制定の意義や想定される対象者数、休業を認める条件、人事委員会としての意見、他県や民間企業での導入状況などについて質疑されました。
次に、第109号議案「群馬県公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」に関して、新設される亀里太陽光発電所における売電単価や、採算性の見通しについて質疑されました。
最後に、承第2号「専決処分の承認について」に関して、企画部関係では、世界遺産推進費における寄附の内訳、地域振興調整費の執行率や執行方法、統計調査事務振興及び調査員確保対策の内容について質疑されました。
また、企業局関係では、田沢発電所建設の進捗状況について質疑されました。
さらに、総務部関係では、自動車取得税等の税率改正による県税収入への影響や、財政調整基金の取り崩しによる予算編成のあり方などについて質疑されました。
以上の点を踏まえ採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、全会一致をもって、原案のとおり可決・承認すべきものと決定いたしました。
引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。
次に、意見書の発議についてであります。第39号請願の願意を踏まえ、「憲法改正の早期実現を求める意見書」について、多数をもって可決し委員会から別途発議いたしました。
この他、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
はじめに、総務部関係については、
- 「事務・事業見直し委員会」について
- 公務員獣医師の給与処遇について
- 国や市町村等との人事交流について
- 職員採用試験の状況について
- 人材育成に係る職員研修の状況について
- 消防団員の処遇、及び、大雪災害時の活用等について
- 災害図上訓練(DIG)や、避難所運営ゲーム(HUG)の実施状況等について
- 消防救急無線のデジタル化について
- 職員の定数管理と嘱託職員等の雇用について
- 事業評価について
- 大雪災害時の情報収集方法について
- ファシリティマネジメントの推進について
- 子ども・子育て支援新制度による私立幼稚園への影響について
- 機能別消防団員について
- 除雪オペレーターのための訓練場所について
次に、企画部関係については、
- 「ぐんまWi-Fiプロジェクト」の取り組み状況について
- 県庁内のネットワーク接続状況について
- ぐんま総合情報センターにおける、Uターン・Iターンの取り組みについて
- コンベンション誘致に係るヒアリング調査について
- ぐんまちゃん着ぐるみの利用マニュアル作成について
- 東京電力による接続制限について
- 総合政策室で取り組む県政の重要課題について
- 群馬のイメージアップについて
- 「水循環基本法」等の概要と、今後の県の取り組みについて
- 世界遺産登録に係る今後の施策展開について
- 海外からの留学生や技能実習生を活用したイメージアップ施策について
- コンベンション施設整備における高崎市との連携について
- 「日本絹の里」の活用について
- コンベンション施設整備の考え方について
最後に、企業局関係については、
- ゴルフ場利用税の還元策について
- 高浜発電所の現状と今後の見通しについて
- 災害に係る県営ゴルフ場指定管理者のリスク管理の必要性について
- 木質バイオマス発電の検討状況について
- 工業用水道に係る上水道との料金差、及び、工業団地造成との連携について
これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
以上、申し上げまして委員長報告といたします。