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文教警察常任委員会(平成26年6月16日)
文教警察常任委員会 委員長 星名 建市
委員長 星名 建市
文教警察常任委員会に付託された案件の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。
はじめに、第103号議案「職員の配偶者同行休業に関する条例」について、警察本部で想定されるケースが質され、職員が不足するようなことがないか質疑されました。
次に、承第2号「専決処分の承認」のうち、教育委員会関係では、「訴えの提起について」に関して、判決のうち県が不服とする部分や控訴理由、控訴に関して桐生市と別の判断をすることがあり得たのかなどについて質疑されたほか、裁判が長期化することで相手方に負担が掛かることに対して、当局の見解が求められました。
また、警察本部関係では、自動車保管場所調査等委託料の不足分について、不足することとなった経緯が質されました。
以上の質疑を踏まえ、付託議案について採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、すべて全会一致をもって、原案のとおり可決・承認すべきものと決定いたしました。
引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりでございます。
この他、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
まず、教育委員会関係でありますが、
- 憲法教育の必要性と歴史分野との関連づけについて
- 3.11を教訓とした防災教育の実施について
- 「県民の日」の学校における取組と「県民の日」の意義について
- 給食費無料化の現状について
- これまでの「子ども読書活動推進計画」の評価と次期計画に対する改善点について
- 中1ギャップの現状と取組の成果について
- 古墳総合調査における県民調査員の成果と学校との連携について
- 教員の勤務時間外の業務縮減に向けた取組について
- 高校中途退学者の状況と退学後の追跡調査について
- 英語教育充実に向けた取組状況等について
- 高校教育改革推進計画の進め方について
- 県立高等学校のエアコン整備状況について
- 今年度の教育行政に対する決意について
続いて、警察本部関係でありますが、
- 子供を対象とした暴力的性犯罪に対する再犯防止措置制度の状況や隣県との連携状況について
- 取調べの録音・録画において苦慮している点と実施する際の区分けについて
- 薬物事犯の現状と対策、並びに、関係機関との連携について
- 警察官の定数と負担率及び女性警察官採用における身体基準について
- 迷惑防止条例の適用範囲改正に伴う効果について
- 重要犯罪等の発生及び検挙の状況と今後の取組について
- 110番受理後の即応体制とレスポンスタイム短縮のための取組状況について
- 大雪で被害を受けた信号灯器の認知方法と復旧状況について
- 老朽化した信号柱の更新状況について
- 交通人身事故の発生状況と減少に向けた取組について
- 多文化共生事業の活動状況について
- サイバー犯罪の現状と対策、並びに民間企業との連携について
- 本県の治安向上に向けた決意について
これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
以上、申し上げて委員長報告といたします。