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文教警察常任委員会(平成25年12月16日)

文教警察常任委員会 委員長 須藤 和臣

写真:須藤和臣委員長
須藤和臣委員長

 文教警察常任委員会に付託された案件の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。
 第150号議案「平成25年度群馬県一般会計補正予算」及び第168号議案「指定管理者の指定について」のうち、群馬県青少年会館に係る指定管理者の指定に関する部分についてでありますが、はじめに、指定管理者制度における雇用の継続性の観点から、現在の職員体制が質されるとともに、次期選定替えに向けて、指定期間の延長について検討するよう要望されました。
 続いて、当該施設の維持管理について、建設後、年数が経過している状況を踏まえ、施設の修繕に係る考え方が質されるとともに、指定管理者との連携を密にして、長期的な視野で、将来の施設の在り方を検討するよう要望されました。
 以上の質疑を踏まえ、付託議案について採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりでございます。
 また、文教警察第24号の請願を採択したことに伴い、「少人数学級の推進などの定数改善と、義務教育費国庫負担制度の国負担割合を2分の1に復元することを求める意見書」の発議について提案がなされ、採決の結果、全会一致をもって、本委員会から発議することに決定いたしました。
 この他、委員会の所管事項について、各般の議論が行われました。
 まず、教育委員会関係でありますが、第2期群馬県教育振興基本計画(案)については、様々な視点から議論が交わされました。
 また、事務・事業見直し委員会において、「抜本見直し(廃止を含む。)」と判定された「社会教育主事特別派遣」について議論が交わされ、本事業の意義や有効性を踏まえ、事業を継続するとともに、小規模町村に対する支援の充実を図るよう要望されました。
 その他の主な項目でありますが、

  • 「群馬県いじめ防止基本方針」について
  • 教職員のメンタルヘルスに係る現状と対策について
  • 子宮頸がんワクチン接種をめぐる課題について
  • 県埋蔵文化財調査事業団における職員の専門的な知識・技術の継承について
  • タブレット端末等電子機器を活用した授業の効果について
  • 人権教育資料「めぶき」の活用について
  • 「群馬県ユネスコ連絡協議会」に対する県の支援状況及び県内の「ユネスコスクール」の活動状況について
  • アレルギー疾患を有する児童・生徒の状況について
  • さくらプラン・わかばプランに対する当局の現状認識について
  • 小学校3年生からの英語教育義務化へ向けた対応について
  • 教職員の長時間労働防止に向けた取組について
  • 学校のスキー教室における県内スキー場の利用状況について
  • 携帯電話やネット等の有害環境問題に対する学校現場の取組状況について
  • 上毛学舎の入寮生選考基準の見直しについて

 続いて、警察本部関係でありますが、

  • 御巣鷹山の慰霊登山に係る警察本部長の感想について
  • 信号機設置に係る工期短縮に向けた検討状況について
  • 子どもの携帯電話やネット等の有害情報対策について
  • 子どもの携帯電話等の適正利用に向けた関係機関等との連携状況について
  • 「犯罪抑止」に係る取組状況について
  • 「犯罪インフラ対策」に係る取組及びその成果について
  • 特殊詐欺被害防止資料「読みぐすり詐欺に効く薬」の活用状況について
  • 交通安全施設工事に係る発注時期の平準化について
  • 路面標示、道路標識管理に係る民間委託の導入について
  • 行方不明者の届出に係る対応について
  • 高崎警察署の分割に係る検討状況について
  • 道路交通法の改正に伴う「自転車利用者対策」の取組状況について
  • 交通安全対策推進上の課題と対応について

 これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
 以上、申し上げて委員長報告といたします。


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