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総務企画常任委員会(平成25年12月16日)
総務企画常任委員会 委員長 萩原 渉
萩原渉委員長
総務企画常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。
はじめに、付託議案について、まず、第150号議案「平成25年度群馬県一般会計補正予算」について、職員定期健康診断 等 業務委託契約を複数年度契約とすることで、事務の効率化や経費の軽減がどの程度図られるか、その見込み等について質疑されました。
次に、第152号議案「平成25年度群馬県新エネルギー特別会計補正予算」に関して、富岡合同庁舎に設置する太陽光発電設備の工期と出力、及び、出力とコストの関係等が質疑されました。
また、全量売電することについて、富岡合同庁舎の電気使用量との関係が質されました。
次に、第161号議案「群馬県住民基本台帳法施行条例の一部を改正する条例」については、条例改正の理由である旅券法の改正に伴う旅券発行手続きの影響が質されました。
以上の質疑を踏まえ、付託議案について採決した結果、本委員会に付託されました各議案はすべて全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。
また、総務企画第34号の請願を採択と決したことに伴い、法曹の質の維持・確保を図るため、適正な法曹人口の検討、及び司法修習生の給費制復活について、法曹養成制度の見直しを要望する「法曹養成制度の見直しを求める意見書」の提案がなされ、採決の結果、全会一致をもって発議することを決定いたしました。
さらに、中国による防空識別圏の設定について、国際社会及び国連をはじめとする国際機関と緊密に連携し、平和的に解決することや、わが国の主権と国民の生命・財産を守るため、毅然たる態度で必要な措置を講じることなどを求める「中国による防空識別圏の設定の即時撤回を求める決議」の提案がなされ、採決の結果、全会一致をもって発議することを決定いたしました。
なお、このほか、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
はじめに、総務部関係では、
- 次期行政改革大綱骨子検討案に対するパブリックコメントについて
- 次期権限移譲推進計画の移譲事務リストの周知について
- 道州制に関する研究の積極的な推進について
- 臨時職員、非常勤嘱託職員の処遇改善について
- 人材育成に対する取り組み、並びに、専門職の採用及び養成について
- 農業用免税軽油の申請、及び、報告手続きの簡素化について
- ぐんま緑の県民税の導入に係る附帯決議に対する対応、及び、平成26年4月の導入に向けた取り組みについて
- 指定管理者募集の方法、及び、指定期間について
- 赤十字飛行隊 群馬県支隊との協定について
- 自主防災組織への情報の連絡体制について
- 認可地縁団体の認可と県補助金の支給要件の関係について
- 県民局の見直しによる過疎対策への影響について
- 県有施設の維持管理コストの公表について
- 次年度予算編成に向けた財政の健全化に対する考え方について
- 人事交流、合同研修等における市町村との連携について
- 県有地の管理及び処分について
- 県庁の交通環境整備について
次に、企画部関係では、
- 「他県類似自治体との比較による西上州過疎地域の調査研究」の結果の情報共有について
- 過疎対策の今後の取り組みについて
- 富岡製糸場と絹産業遺産群に関する副読本の作成にあたっての工夫及び活用方法について
- 「ぐんまがいちばん!」の活用方法等について
- 毎月勤労統計調査の調査方法や調査員の確保・研修等について
- コンベンション施設の計画や運営に関する今後の議論について
- 地域力向上事業の執行状況と補助要件について
- 統合型地理情報システムの利用状況と効果等について
- 人口統計調査はじめ、各種統計調査の利用状況について
- 世界遺産周辺整備等に関する相談窓口の一元化について
最後に、企業局関係では、
- 県営ゴルフ場の指定管理者納付金について
- 県営ゴルフ場のあり方と利用料金について
- 企業誘致や予約分譲に対する認識等について
- 県央第二水道の現状及び協定水量等の見直しについて
- 多田山産業団地の分譲状況等について
- 太陽光発電所の運転状況等について
これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
以上申し上げまして、委員長報告といたします。