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環境農林常任委員会が県内調査を実施しました(平成25年8月29日)

1 調査目的

 委員会活動として、環境対策及び林業振興対策について、県内調査を実施し、今後の本県施策の進展に役立てます。

2 調査期日

 平成25年8月29日(木曜日)

3 調査項目

(1)憩の森 森林学習センター(渋川市)

 森林学習センターは、県立林業試験場の林業研修所を前身とし、昭和55年に、森林の持つ優れた環境と森林学習施設を通して森林の機能及び林業に関する県民の理解を深めるため設置されました。
 近年は、地球温暖化防止対策等に果たす森林の役割が重要視される中で、森林環境教育や森林ボランティアの支援など県民に森林の重要性を発信する拠点としての機能も果たしています。
 当センターは、展示コーナーや研修館を併設し、親子向け事業である「森であそぼう森で学ぼう教室」、挿し木入門講座、野生きのこ鑑定会、ミニ門松・しめ縄づくりなどの「憩の森自然講座」、「森林観察会」、森林ボランティアの支援として森林ボランティア団体に対する林業用作業器具の貸し出し、活動フィールドの提供などを行っています。
 平成16年に、管理体制の見直しにより宿泊業務を停止。平成24年度には組織の見直しにより、正規職員の所長が引き上げられ、現在は所長以下嘱託4人と臨時職員2人による運営となっています。
 平成26年度からはぐんま緑の県民税事業として、森林ボランティア拠点施設として充実を図り、森林ボランティア活動に関する情報の収集、発信等の機能を持った森林ボランティアセンターを設置する予定です。
 ついては、今後の森林環境教育、森林ボランティア支援の参考とするため、当該施設の現状等について調査を行いました。

写真:調査の様子の画像1
憩の森 森林学習センターにて

写真:調査の様子の画像2
憩の森「ふれあいの森」の管理状況を調査する様子

(2)株式会社研屋(高崎市)

 株式会社研屋は、明治11年に材木店として創業して以来、木材生産から加工・製材及び木材販売、木材が利用される土木・建築まで手がけている企業です。
 林業経営として、社有林において、スギ、ヒノキ、カラマツを保育し、原木を販売するほか、製材工場、プレカット工場にて製材・加工・販売を行っており、その他、パレット、製紙用・舗装用などの各種チップ、バーク堆肥などの製造・販売を行っています。
 また、ぐんま優良木材品質認証センターによる認証工場として、「ぐんまの木で家づくり支援事業」で利用される製材品を生産するなど、県産材の利用に積極的に取り組んでいます。
 ついては、「森林県ぐんま」から「林業県ぐんま」への飛躍を目指す今後の林業振興の参考とするため、当社における取り組み等について調査を行いました。

写真:調査の様子の画像3
株式会社研屋において、業務内容の説明を受ける様子

4 出席委員

 委員長:舘野英一、副委員長:安孫子哲
 委員:関根圀男、委員:塚原仁、委員:狩野浩志、委員:茂木英子、委員:水野俊雄、委員:桂川孝子、委員:酒井宏明


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