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厚生文化常任委員会(渋川総合病院と独立行政法人国立病院機構西群馬病院の再編統合について ほか)平成24年8月21日
1.開催日時
平成24年8月21日(火曜日)15時46分~16時17分
2.開催場所
402委員会室
3.出席委員
委員長:星名建市、副委員長:岸善一郎
委員:中沢丈一、委員:田所三千男、委員:塚原仁、委員:橋爪洋介、委員:後藤克己、委員:吉山勇、委員:酒井宏明、委員:安孫子哲
4.欠席委員
なし
5.主な質疑
(1)群馬県多文化共生推進指針の改定について
質問:南米系が多い地域とアジア系が多い地域に分かれるとのことだが、地域は主にどこか。
答弁:南米系は、伊勢崎市や太田市、大泉町に多い。一方、アジア系は高崎市、藤岡市、富岡市に 多い状況である。
質問:雇用状況が悪化は、具体的にどのような数値か。
答弁:平成22年度に県が行った定住外国人実態調査では、4分の1が失業中であり、そのうち約40%は失業状態が12ヶ月以上である。
質問:災害時の情報伝達が課題とあるが、実態としてどのような取り組みをしているか。
答弁:昨年の東日本大震災で、情報伝達の難しさが鮮明になった。県としては、下期に「災害時多言語情報センター設置運営訓練」を伊勢崎市で実施する予定である。その際、避難所訓練とともに、通訳ボランティアを育成する。また、伊勢崎市や大泉町等においては、外国人に地区の防災訓練への参加を呼びかけており、県においても災害等の緊急時における正確・迅速な情報伝達システムを検討していきたい。
質問:改定検討委員会のメンバーは外国人の多い地域から選んだのか。
答弁:各分野から、また、外国人集住地域から出席していただいた。
質問:数年前、県庁の前で国際交流フェスティバルが行われていたが、こういった県として独自の取り組みはあるか。
答弁:当該事業は群馬県観光物産国際協会の主催であった。現在、県独自のイベント等は実施していない。
(2)県立リハビリセンター先行取得用地について
質問:一部未買収の用地があるが、状況はどのようか。また、未買収用地の取得を含めて整備を進めるのか。
答弁:当初計画では未買収用地を含めて福祉ゾーンとして施設の建て替えを行う予定であったが、リハビリ病院化構想の見直し、さらに福祉制度の改正等があったことから、現在の取得地のなかで、今後のあり方検討結果を踏まえた再編整備を検討する予定である。
(3)西群馬病院と渋川総合病院の再編統合について
質問:跡地はどのように活用する考えか。
答弁:各病院の跡地利用については、現在、各病院で検討中であると聞いている。