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健康福祉常任委員会(令和5年3月10日)
健康福祉常任委員会 委員長 穂積 昌信
委員長 穂積 昌信
健康福祉常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。
はじめに、付託議案についてでありますが、第1号議案「令和5年度群馬県一般会計予算」に関して、まず、生活こども部関係では、子どもの生活実態調査に関して、調査の目的及び内容、調査結果の次期計画への反映方法について質疑されました。
次に、保育士・保育所支援センターの設置運営に関して、設置の目的及び効果、効果的な支援方法、保育士の登録制度等について質疑されました。
次に、ヤングケアラー支援に関して、ヤングケアラーの定義及び把握方法、支援の実施期間、関係機関の認識向上、市町村窓口の早期の機能化、スクールソーシャルワーカーの資質向上の必要性等について質疑されました。
次にケアリーバー支援に関して、県内における実態の状況、自立支援担当職員の役割及びアフターケア拠点の複数化等について質疑されました。
次に、霊感商法対策に係る取組に関して、弁護士による特別法律相談や消費生活相談員等を対象とした特別研修について質疑されました。
次に、子どもの居場所づくりに関して、令和5年度子どもの居場所づくり応援事業補助金の減額理由及び新設補助に係る補助単価の地域による違いについて質疑されました。
続いて、健康福祉部関係では、子ども医療費の高校生世代までの無料化に関して、実施に向けた今後の見通しや、予算計上の考え方等について質疑されました。
次に、保健医療計画に関して、病床数の推移及び十分な病床の確保について質疑されました。
次に、新型コロナウイルス感染症が発生した高齢者施設等に対するサービス継続支援事業に関して、事業の実績及び5類移行後の見通しについて質疑されました。
次に、自殺防止のためのLINE相談に関して、事業内容及び開設時間の考え方について質疑されました。
次に、ペットとの共生推進に関して、探知犬研究との関係及び「ペットの社会化」の考え方等について質疑されました。
次に、障害児・者の福祉施策に関して、発達障害者支援の取組の見える化、強度行動障害施策に関する進捗管理、障害者芸術文化活動支援センターの理念及び目的、医療的ケア児等支援センターの体制及び業務内容等について質疑されました。
次に、第51号議案「令和5年度群馬県病院事業会計予算」に関して、5類移行の当初予算への反映状況、当初予算と決算における収支の考え方、小児医療センター再整備マスタープランの策定及び全体スケジュールの見通し、小児医療センターにおけるファシリティドックの導入の可能性、物価高騰による影響等について質疑されました。
その他の議案についても慎重に審議の上、採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、いずれも、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。
このほか、委員会の所管事項に関して、
- 学校法人理事長による不適切発言
- 5類移行に向けた県立病院の準備状況
- ワクチン接種コールセンターに関する業務委託
- 医師の働き方改革に向けた取組
- 今月13日以降のマスク着用の考え方
などついて質疑されました。
以上、申し上げて委員長報告といたします。