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総務企画常任委員会(令和4年10月12日)
総務企画常任委員会 委員長 川野辺 達也
委員長 川野辺 達也
総務企画常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。
はじめに、付託議案についてでありますが、第100号議案「令和4年度群馬県一般会計補正予算」に関して、知事戦略部関係では、EVカーシェアリング実証実験に関して、経費の考え方や充電器の設置、利用者の負担額、及びマイクロツーリズム実現に向けた配車方法などについて質されました。
次に、地域創生部関係ではアーティスティックGUNMAに関して、制度化の予定や、関係者からの意見聴取の内容などついて、質疑が行われるとともに、財源について当局の見解が質されました。
次に、総務部関係では、県民広場の再整備に関して、補正予算で計上するに至った経緯や今後の維持管理、財源の検討などについて質疑が行われるとともに、活用方法について当局の見解が質されました。
また、行政県税事務所等窓口へのセミセルフレジスター導入について、各事務所における現金の取扱い件数などについて、質疑が行われました。
以上の点を踏まえ採決した結果、本委員会に付託されました議案のうち、第100号議案については多数をもって、その他の各議案については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
なお、委員から第100号議案「令和4年度一般会計補正予算」に対して附帯決議案が提出されました。
その趣旨は、県民広場は、県民にとって極めて重要な財産であることから、その新たな活用方法にあたっては、県議会からの意見も踏まえて丁寧に検討に進めること。
また、新たな活用方法が固まるまでの間は、県民広場の再整備予算について、執行を保留することを要望するものであり、この附帯決議案を採決した結果、賛成少数により否決することに決定いたしました。
引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。
このほか、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
まず、知事戦略部関係ですが、
- 群馬県公立大学法人評価委員会が実施した業務実績評価結果について
- YouTuberを活用した県のPR事業について
- アニメぐんまちゃんの再放送の状況などについて
- 公立大学法人のアカデミック・ハラスメントの対応状況について
次に、地域創生部関係では
- ぐんまマラソンに係るリトリートプランの販売実績などついて
- ぐんまちゃんをモチーフにした群馬県版図柄入りナンバープレートに関するアンケートについて
- 総合型地域スポーツクラブに係る資格者の養成について
- 上毛かるた大会の開催状況について
最後に、総務部関係では、
- ポンプ操法大会などに伴う消防団員の負担の軽減について
- 県庁地下1階のATM跡地の活用状況について
- 県庁31階の再整備に係る進捗状況について
これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
以上、申し上げまして、委員長報告といたします。