本文
県内自治体での学校給食残渣リサイクル事例
食品廃棄物の減量と有効利用のために学校給食残渣の再利用に取り組んでいる県内の自治体を紹介します。
高崎市
給食の調理過程で排出される野菜くず等を回収し、家畜の飼料として新たなリサイクルの取組みを試験的に開始し、高崎産の畜産品の生産に協力することにより生ごみの減量化と資源の循環利用を推進し、子ども達の環境教育と食育につなげていきます。堆肥については各学校等の花壇や畑で活用し、飼料については家畜の飼料として活用します。
給食の生ごみ再利用(高崎市HP)<外部リンク>
桐生市
食品残渣を肥料化する事業者である日本ゼウス工業株式会社に学校給食の残渣(食べ残し)を有償提供し、日本ゼウス工業株式会社が肥料化します。その肥料を使用して桐生市内で栽培された農作物を桐生市学校給食中央共同調理場が食材として仕入れ、学校給食を提供します。
学校給食の残渣を活用した地産地消の取り組みを始めます(桐生市報道提供資料)<外部リンク>
地産地消の取り組みでできた学校給食の提供を開始します(桐生市報道提供資料)<外部リンク>
館林市
学校給食センターでは、現センター開所当初より、生ごみ粉砕機や厨芥処理機(脱水機)を導入し、生ごみの減量化に取り組んできました。
令和5年度からは、給食残菜や野菜くずをリサイクル事業者に搬入し、豚や鶏の飼料とする「給食残菜のリサイクル」に取り組みました。
そして、令和6年10月より、飼料を食べた鶏が卵を産み、その卵を加工して給食で提供し始めたことにより、「給食残菜の循環型リサイクル」を実現しました。
給食残菜の循環型リサイクルについて(館林市HP)<外部リンク>