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平成28年度ぐんま環境学校(エコカレッジ)を実施しました
1 ぐんま環境学校(エコカレッジ)の目的
環境に関する幅広い分野の講義やワークショップ、フィールドワークを実施することにより、地域の環境学習や環境活動を自ら進んで取り組むことのできる人材を養成することを目的としています。
2 開講状況について(平成28年度は36名の受講生が参加しました。)
第1回目 平成28年6月18日 開講式、自己紹介、環境クイズ、環境学習の進め方
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受講生同士の自己紹介と環境クイズ 初対面の緊張を緩和し、受講生同士の環境に対する意識を共有するため、自己紹介と環境クイズを行いました。
- 高崎経済大学地域政策学部飯島明宏准教授による講義 環境教育の歩みや環境学習の実践的な活動について学び、「生物多様性とは何か」をグループで考え、発表しました。
第2回目 平成28年7月2日 森林ボランティア、環境に配慮した消費行動、気候変動とエネルギー
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環境に配慮した消費行動について 消費者を取り巻く問題や環境の変化、環境に配慮した消費生活を学習し、消費者としての意識を高めました。
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群馬大学教育学部西薗大実教授による講義 気候変動が地球に及ぼす影響や県内における再生可能エネルギーの普及の可能性について考えました。
第3回目 平成28年7月31日 森林ボランティア体験会【憩いの森 森林学習センター】
第4回目 平成28年8月20日 自然環境の保全、尾瀬ボランティアの取組
第5回目 平成28年9月15日~16日 尾瀬の環境学習【尾瀬国立公園】
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植生及び樹種の学習(尾瀬ガイド協会認定ガイド)鳩待峠から山ノ鼻までの間を散策しながら、尾瀬の生態系について説明を受けました。
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浄化槽の仕組みの学習(山ノ鼻ビジターセンター職員)多くの観光客を受け入れていることによるし尿処理や環境への配慮について学習しました。
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尾瀬に関するスライドショーの鑑賞及びビジターセンター職員との交流会 尾瀬の成り立ちや現状についてクイズを交えて学習するとともに、ビジターセンター職員との交流を行い、尾瀬に対する理解を深めました。
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研究見本園の観察(尾瀬ガイド協会認定ガイド)尾瀬に生息する植物の種類や生息環境を確認し、尾瀬が特殊な自然環境であることを学びました。
第6回目 平成28年10月8日 環境学習サポーターの実演・研修会
第7回目 平成28年10月29日 環境保全(水質保全、大気保全、放射線対策)、群馬県のごみの現状と対策
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水質保全について 河川・湖沼の水質及び土壌の現状について理解し、群馬県の対策について学習しました。
第8回目 平成28年11月7日 清掃センターの取組【桐生市清掃センター】
第9日目 平成28年12月3日 環境ボランティアの取組、わたしの企画書発表会、修了証書授与式
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環境ボランティアの取組について 県内各地で活躍している環境ボランティアの方から活動内容について説明を受け、今後の環境活動への意欲を高めました。
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修了証書の授与 修了要件を満たした受講生へ修了証書が授与され、今後の活躍を期待して平成28年度ぐんま環境学校(エコカレッジ)を閉講しました。
3 受講生の感想
- 講義を通して環境に対する考え方が変わり、普段から環境のことを考えて行動するようになった。
- ボランティアとして活動している団体がたくさんあることを知った。今後、いずれかの活動に参加してみたい。