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第三次群馬県循環型社会づくり推進計画
群馬県では、令和3年3月、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(昭和45年法律第137号)第5条の5の規定に基づき、都道府県が策定する法定計画である「第三次群馬県循環型社会づくり推進計画」を策定しました。
また、令和4年3月に、循環型社会づくりに関する次の個別計画の内容を追加し、所要の変更を行いました。
- 群馬県食品ロス削減推進計画
- 群馬県バイオマス活用推進計画
- 群馬県海岸漂着物対策推進地域計画
1 計画策定の趣旨
群馬県では、平成28年3月に「第二次群馬県循環型社会づくり推進計画」(以下「前計画」という。)を策定し、循環型社会の構築に向け、県民、民間団体、事業者、行政などの各主体それぞれの役割に応じた実践的な取組により、ごみの減量や資源の循環的な利用などを推進してきました。
前計画の計画期間が令和2年度末で終了するに当たり、これまでに進めてきた各主体の取組を検証するとともに、前計画策定後の様々な動向を踏まえ、新たな計画期間における取組の指針として「第三次群馬県循環型社会づくり推進計画」(以下「本計画」という。)を策定しました。
本計画では、環境への負荷を抑制し、廃棄物の適正処理や本県に豊富に存在するバイオマスの有効活用を更に推進しながら、人口減少社会が到来する中で本県の豊かな環境を維持し次世代に継承していくため、環境と経済の好循環の創出による持続可能な循環型社会の構築と脱炭素社会の実現を目指します。
2 計画の期間
令和3年度から令和12年度までの10年間
3 計画の基本方針
(1)基本理念
環境への負荷を抑制し、廃棄物の適正処理を更に推進しながら、環境・経済・社会を統合した持続可能な形で資源を循環利用していく社会の実現を図ります。
(2)基本目標
- 持続可能な社会づくりを目指した環境・経済・社会を統合した取組(SDGsの考え方を活用)
- 県民等各主体相互の連携の強化によるごみの減量及び資源化の推進
- 「ごみ」が「循環資源」として再認識され、排出の抑制と「質」の高い循環的な利用が定着している社会の実現
- 地域循環共生圏の形成による地域創生の実現
- 大規模災害時にも対応できる広域処理体制の強化
(3)重点施策
- 地域循環共生圏形成に向けた取組の推進
- 生ごみ等の減量と循環的な利用に向けた取組の推進
- プラスチックごみ対策及び容器包装廃棄物等の資源化の充実
- 食品ロスの削減に向けた取組の推進
- ごみ処理の広域化に向けた市町村への支援
- 災害発生時における廃棄物の広域的な処理体制の強化
4 主な目標
- 一般廃棄物の減量化の目標値
指標 現状
(平成30年度)目標
(令和12年度)1人1日当たりごみ排出量 986g 805g 1人1日当たり家庭系ごみ排出量 636g 404g 再生利用率 15.2% 27%以上 最終処分量 71千トン 56千トン以下
- 産業廃棄物の減量化の目標値(畜産系を除く)
指標 現状
(平成29年度)目標
(令和12年度)排出量 3,697千トン 3,768千トン 再生利用率 52% 56%以上 最終処分量 118千トン 85千トン以下 - 食品ロス発生量の目標値
目標
現状
(令和元年度)目標
(令和12年度)食品ロス発生量 11.6万トン 7.7万トン 家庭系食品ロス発生量 4.8万トン 3.2万トン 事業系食品ロス発生量 6.7万トン 4.5万トン
「第三次群馬県循環型社会づくり推進計画」(PDF:5.45MB)
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