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県内立地企業懇談会
更新日:2021年1月29日
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1 開催日
令和2年10月22日(木曜日) 15時00分~16時30分
2 開催場所
オンライン開催
3 出席者
- 県内立地企業 4社
A社:輸送用機械器具製造業
B社:電気機器製造業
C社:輸送用機械器具製造業
D社:その他製造業 - 事務局 産業経済部長ほか3名
4 意見交換実施概要
企業防災の取組
A社
- 敷地内の浸水経路等の見直しを行い、止水板の設置などによる構内の浸水防止対策を検討している。
- 有事の際は、安否確認システムを活用して、社員の安否確認や行動指示など実施する。
B社
- 台風について、台風発生を起点とした初動タイムラインを策定した。
- 水害関係について、戦前敷設の水路点検清掃を定期的に実施し、計画的に構内の排水管の整備を始めている。
C社
- 台風への備えや被害などを想定したBCP訓練を実施した。
- 訓練では、工場被災や工場の周辺の状況の被災状況などを想定し、BCPメンバーと論議を図った。
- 河川氾濫時の浸水シミュレーションを実施し、自社敷地の浸水深について分析している。
D社
- 安否確認システムを活用し、社員の安否確認を実施する。
- 有事の際のタイムラインや事業継続戦略の策定に向けて準備している。
新型コロナウイルス感染症の影響と対策
A社
- 対策会議を定期的に実施している。
- 会議では、県内外の感染状況の報告、社内の取り組みの進捗状況の確認を行っている。
- 県内市町村別の感染者発生状況について、マッピングを作成した。
- 感染症発生状況を可視化することにより、従業員に移動等の注意喚起を行っている。
- これまでの取り組みを明文化し、ガイドラインを策定した。
B社
- 食堂などの共用エリアは席番号を表示し、感染者発生時に濃厚接触者を追跡できるようにしている。
- サプライチェーンの関係において、アジアを中心とした協力会社とオンラインで繋ぎ、情報共有を密にしている。
- 外国籍の技能実習生への対応について、実習生は、従業員と同じルールにより就業している。新型コロナウイルスの対応に関しても同様である。
C社
- 新型コロナの対策委員会を定期的に実施し、情報共有を図っている。
- 間接部門を対象として在宅勤務を実施している(実施率4割を目標)。
- 入場時の検温、消毒の徹底。
- 飛沫感染防止のため執務室にパーテーションを設置した。
- 食堂は、部門ごとの時差利用とし、利用時に利用者同士が対面することのないように席のレイアウトを変更した。
- 手作りマスクのご案内を社内報に掲載した。
- 厚生施設の利用停止や喫煙場所の閉鎖を行った。
- 群馬県が発表している警戒度により、勤務体制、出張、入場者、イベント、厚生施設の利用について、それぞれ対応を取り決めている。
- 持ち出し可能なパソコンを用意し、在宅勤務をし易い環境を整備した。
- コロナ対策の補助として従業員一律で手当を支給している。
D社
- 在宅勤務、ソーシャルディスタンスの徹底などの取り組みを行っている。
- 感染症拡大防止対策だけでなく、感染後の対策も重視している。
- 重症化リスクのある従業員の有無を確認した。
- 全従業員に行動履歴を記録させており、陽性となった際は保健所に行動記録を提供する。
- 消毒を行う際は、行動記録を基に構内の消毒エリアを絞り、影響を最小限に押さえる。