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換地のあらまし
更新日:2011年3月1日
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換地とは?
- 事後の新しい区画や道路、水路等の所有者や耕作者を決めなおします。
- 農用地等の集団化により経営を改善します。
工事前と工事後の区画と道水路のイメージ
- 宅地、墓地、境内地など地区に含める際、特別な同意のいる非農用地は非農用地区域内に換地されます。
- 農用地は、非農用地区域外に換地されます。
方法 | 効果 |
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分散地の集団化 |
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耕作する農家へ近づける |
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集落ごとに土地を集める |
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用途別又は作物別に集める |
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換地選定は誰がするの?
集落ごとに地区の事情に詳しい人や信用できる人を代表に選び換地委員会を編成して換地の割り当て作業をします。
換地選定作業が終わったら、自分の土地はどうなるの?
できあがった選定原案に各々の地権者から同意を得て、原案のとおりに区画整理などの工事を行います。
工事ができあがった後の作業は?
工事が終われば換地計画書を作成するために土地評価(工事前後の評価)、確定測量などを行います。
土地評価は誰がするの?
換地委員会と同じように評価委員会を編成し、次のような考え方により評価します。
- 土地条件の良い悪いは土地ごとに評価して点数をつける。
- その点数と面積によって土地の価格を決める。
- 従前地と換地の条件がつりあわなかった場合は、その分をお金(換地清算金)で埋め合わせる。
※土地条件・用途・地積等考え合わせて比較する
換地計画決定の流れ
権利者会議→農業委員会の同意→認可申請→公告→知事認可
権利者会議とは
換地計画の対象となっている土地について、すべての権利者で組織する会議において3分の2以上の出席で3分の2以上の賛成で換地計画を決定します。
認可申請とは
換地計画書を作成して県知事に申請し、適否の決定を受ける。
公告とは
20日以上縦覧し(関係市町村の掲示板等)、その後15日以上の異議申立期間を設ける。
換地処分の流れ
地権者への換地処分の通知→知事への届け出→公告→登記
※換地処分公告の翌日から換地された土地は従前の土地と見なされる。