本文
国土調査について
令和6年7月現在
国土調査とは、国土調査法及び国土調査促進特別措置法に基づく国土の基礎調査で、国土の実態を科学的かつ総合的に調査し、国土の開発、保全並びにその利用の高度化に資するための基礎資料を整備する調査です。
調査は、1地籍調査、2土地分類調査、3水調査の三種に大別され、群馬県内では、1の地籍調査を20市町村で実施中です。
地籍調査って、なに?
地籍調査は、市町村が法務局の登記簿及び公図を基に一筆ごとに土地の所有者、地番、地目を調査するとともに、境界の位置及び面積を測量し、その結果を地籍図及び地籍簿にまとめる作業をいいます。
その成果は法務局に送付され、これまでの登記簿及び公図が更新されることになります。
字限図(地籍調査前)
地籍図(地籍調査後)
地籍調査の実施状況
令和6年7月現在
項目 | 市町村数 | 市町村名 | 備考 |
---|---|---|---|
全完了市町村 | 4(11%) | 草津町、高山村、玉村町、明和町 | |
継続実施市町村 | 26(74.3%) 20は実施中 6は休止中 |
前橋市、高崎市、桐生市、伊勢崎市、太田市、沼田市、館林市、渋川市、藤岡市、富岡市、安中市、みどり市、榛東村、吉岡町、上野村、神流町、南牧村、甘楽町、中之条町、長野原町、嬬恋村、東吾妻町、川場村、昭和村、みなかみ町、大泉町 | このうち前橋市、沼田市、甘楽町、中之条町、長野原町、川場村、は休止中 |
未着手市町村 | 5(14.3%) | 下仁田町、片品村、板倉町、千代田町、邑楽町 | 全市町村第7次十箇年計画に含まれている。 |
計 | 35(100%) |
群馬県内の国土調査の概要をまとめた「国土調査のあらまし(令和6年度版)」は次からダウンロードできます。
「国土調査のあらまし(令和6年度版)」(PDF:4.54MB)
・地籍調査の実施については、市町村窓口に要望してください。
<外部リンク> 画像をクリックすると「国土交通省地籍調査Webサイト」が開きます。
土地分類調査って、なに?
土地分類基本調査(群馬県が実施)
国土地理院が発行している縮尺5万分1地形図(群馬県は27図幅に分割)を基図とし、現地調査や資料整理を行ってその地域の地形、表層地質、土壌等の立地条件及び土地利用状況、水系、傾斜区分等、地域の自然的特性をまとめた地図と説明書を作成します。その成果は、地域環境施策や防災対策等多方面で利用できます。
なお、県では、この調査成果の閲覧並びに貸出を行っています。
土地分類細部調査(市町村が実施。現在、実施の市町村はない。)
一筆又は一定地区ごとに、土地条件(地形、表層地質、土壌)、土地利用現況、過去の災害歴等を詳細に調査し、土地が持つ特性を生かした土地利用計画等の諸計画に利用するための調査です。