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水資源機構営事業・利根導水路大規模地震対策事業
更新日:2019年11月27日
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事業の目的
利根導水施設は昭和43年に完成し、群馬県、埼玉県及び東京都の農業用水、都市用水を供給するほか、荒川水系の水質浄化用水の導水に利用され、首都圏の産業・生活基盤を支える重要なライフラインとなっています。
このような中、平成7年度の阪神・淡路大震災を契機に地震に関する研究が進められ、近い将来起こりうる大規模地震(震度6強)の範囲に利根導水路等が含まれていることが確認されました。
このため、大規模な地震が発生した場合には、農業用水、都市用水の安定供給に支障を来す恐れがあることから、これらの被害を未然に防止するための耐震対策を「利根導水路大規模地震対策事業」として実施するものです。
関係市町
(群馬県)館林市、板倉町、明和町、千代田町(埼玉県)23市町※農業の受益市町
主要工事概要
- 利根大堰:堰柱・門柱・ゲート設備等の耐震補強、樋管の耐震補強、管理施設の耐震対策 等
- 予定工期:平成26年度~令和5年度
- 概算事業費:約297億円(うち利根大堰分約93億円)
利根導水全景
利根大堰
須加樋管