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新規就農者の動向(令和3年度新規就農者実態調査結果について)
更新日:2022年5月25日
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1 目的
新規就農者実態調査は、新規就農者の実態を把握し、新たな就農者の確保・育成対策に役立てるために実施しています。
2 調査方法
調査対象者は、令和2年8月2日から令和3年8月1日の間に就農した「45歳未満」及び「45歳以上65歳以下」の新規就農者とし、各農業事務所(普及指導課・地区農業指導センター)が関係機関等から得た情報をもとに調査を実施しました。
3 45歳未満の新規就農者数
- 就農者数は、222人(前年173人)で前年と比較して49人増加しました。
- 経営部門別では、園芸(野菜、果樹、花き)が152人(68%)と最も多く、次に畜産(酪農、肉牛、養豚、養鶏)の36人(16%)、米麦は16人(7%)でした。
- 就農形態別では、農家子弟(農家出身)と新規参入(非農家)を合わせた自営就農が121人(55%)、雇用就農が101人(45%)でした。
区分 | 自営就農 | 雇用就農 | 合計 | (参考) 令和2年度 |
||
---|---|---|---|---|---|---|
農家子弟 | 新規参入 | 小計 | ||||
米麦 | 6人 | 0 | 6人 | 10人 | 16人 | 7人 |
園芸 | 66人 | 33人 | 99人 | 53人 | 152人 | 114人 |
畜産 | 6人 | 0 | 6人 | 30人 | 36人 | 32人 |
その他 | 10人 | 0 | 10人 | 8人 | 18人 | 20人 |
合計 | 88人 | 33人 | 121人 | 101人 | 222人 | 173人 |
(参考) 令和2年度 |
66人 | 31人 | 97人 | 76人 | 173人 |
4 45歳以上65歳以下の新規就農者数
- 就農者数は75人で、前年と比較して25名増加しました。
- 経営部門別では、園芸が最も多く58人(77%)でした。
- 就農形態別では、自営就農が66名(88%)、雇用就農者が9名(12%)でした。自営就農のうち、農家子弟が56人で28名増加し、新規参入は10人でした。
区分 | 自営就農 | 雇用就農 | 合計 | (参考) 令和2年度 |
||
---|---|---|---|---|---|---|
農家子弟 | 新規参入 | 小計 | ||||
米麦 | 5人 | 1人 | 6人 | 0 | 6人 | 3人 |
園芸 | 45人 | 9人 | 54人 | 4人 | 58人 | 32人 |
畜産 | 1 | 0 | 1人 | 3人 | 4人 | 3人 |
その他 | 5 | 0 | 5人 | 2人 | 7人 | 12人 |
合計 | 56人 | 10人 | 66人 | 9人 | 75人 | 50人 |
(参考) 令和2年度 |
28人 | 9人 | 37人 | 13人 | 50人 |
5 新規就農者確保に向けて
県では、群馬県農業農村振興計画2021-2025において、45歳未満の新規就農者の確保目標値を年間170人(5年間で850人)としています。目標の達成に向けて、高校生を対象にしたセミナーの開催、農業体験の開催、県内外での就農相談会を増やすとともに、産地に就農できる仕組みづくり(産地の受入体制整備)などに取り組んでいきます。