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携帯電話機への架空請求電話が増えています!
7月、群馬県消費生活センターには、「携帯電話機に心当たりのない料金の架空請求電話があった」という相談が11件寄せられました。月間では、平成18年4月以降、最高の数字です。
これまで、架空請求は、ハガキや封書、メールによるものがほとんどでした。しかし、今後、携帯電話機への音声による架空請求が、新たな傾向として増えていくことも予想されますので注意喚起します。
1 携帯電話機への架空請求電話に係る相談件数
年度 | 件数 | 内訳 | |||||||||||
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4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
1月 |
2月 |
3月 |
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平成20年度 |
14件 |
1件 |
2件 |
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11件 |
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平成19年度 |
17件 |
4件 |
3件 |
1件 |
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3件 |
1件 |
2件 |
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1件 |
1件 |
1件 |
平成18年度 |
36件 |
3件 |
4件 |
5件 |
1件 |
5件 |
4件 |
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2件 |
2件 |
3件 |
3件 |
4件 |
2 手口・特徴
調査会社や有料情報のサービス会社などを騙り、根拠なく、出会い系サイトの未納料金やアダルトサイトの退会料・未納料金・登録料、音声サービスの追徴金等の名目でお金を請求するものです。
3 事例
(1)携帯電話に、探偵事務所を名乗って出会い系サイトの未納料金があると電話があった。全く心当たりがない。どう対処したらよいか。
留守番電話に、「探偵事務所です。有料サイトのお金を払ってください。この番号に電話してください。」と留守番電話が入っていた。
かけ直すと、「貴方は、○月○日、○時○分に、出会い系サイトを利用した料金の未払いがあり、探偵事務所に調べてもらったら数十万円になっている。払わなければ、家や職場に取りに行く」と言われた。
(2)以前利用した音声サービスの登録解除手続きが済んでいないので追徴金を払えと携帯電話に電話があったが、心当たりがない。このまま放置して良いか。
携帯電話音声サービス業者を名乗り、「○月○日に登録し、解除手続きが済んでいないので追徴金がある」と言われた。身に覚えがないと伝えると、「本社の扱いになるので、更新費用が発生する」と言い電話が切れた。その後、ショートメッセージサービス(携帯電話番号で送受信できるメール)でも同様の請求があった。
4 原因
以前、有料サイトなどを利用する際に入力した氏名や携帯電話番号、アドレスなどの個人情報が流出し悪用されたことによると考えられます。
5 アドバイス
- 心当たりのない請求であれば、無視してください。(携帯電話の留守番電話に、メッセージが入っていても、相手に電話をかけない。)
- 言われるがままに、お金を払わないでください。
- 経過をメモしておきましょう。
- 不用意に、個人情報を教えないでください。
- 不安に思ったり、根拠の書かれた請求書が届いた場合は、消費生活センターに相談しましょう。