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令和4年(1月~12月)における群馬県内の火災件数(確定値)について
更新日:2023年12月12日
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1 群馬県の火災件数
群馬県内の令和4年1月~12月までの総出火件数は、655件で、前年と比べ39件増加しています。
火災種別でみますと、建物火災が325件、林野火災が14件、車両火災が81件、その他火災が235件でした。
年 | 出火件数合計 | 建物火災 | 林野火災 | 車両火災 | 船舶火災 | 航空機火災 | その他火災 | 焼損棟数 | り災世帯数 | 死者数 | 負傷者数 | 出火率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
平成30年 |
717 |
374 | 20 | 78 | 0 | 0 | 245 | 661 | 302 | 36 | 99 | 3.60 |
令和元年 | 805 | 380 | 27 | 89 | 0 | 0 | 309 | 678 | 359 | 34 | 117 | 4.06 |
令和2年 | 640 | 339 |
9 |
92 | 0 | 0 | 200 | 551 | 270 | 62 | 110 | 3.25 |
令和3年 | 616 | 300 | 18 | 72 | 0 | 0 | 226 | 468 | 239 | 23 |
80 |
3.15 |
令和4年 | 655 | 325 | 14 | 81 | 0 | 0 | 235 | 506 | 267 | 28 | 85 | 3.37 |
*出火率:人口1万人当たりの出火件数
2 群馬県の住宅火災件数(令和4年)
住宅火災は174件で、建物火災325件の53.5%を占めています。
内訳 | 件数 | 割合 |
---|---|---|
住宅火災 | 174 |
53.5% |
住宅火災以外 | 151 | 46.5% |
*住宅とは一般住宅、共同住宅及び併用住宅です。
3 群馬県の火災による死者数(令和4年)
火災による死者数は、28人でした。
そのうち逃げ遅れによる死者数は13人です。
また、火災による負傷者は85人となっています。
火災の全死者28人のうち、放火等自殺者を除く住宅火災の死者数は16人でした。
4 群馬県の出火原因別件数(令和4年)
総出火件数655件を出火原因別にみますと、「たばこ」58件、「放火(疑い含む)」51件、「電灯電話等の配線」51件、「たき火」45件、「火入れ」49件の順となっています。
空気が乾燥する時季は、ひとたび火災が発生すると拡大する可能性が高く、火の元には十分注意が必要になります。
原因 | 件数 | 割合 |
---|---|---|
たばこ | 58 | 8.9% |
放火等(疑いを含む) | 51 |
7.8% |
電灯電話等の配線 | 51 | 7.8% |
たき火 | 45 | 6.9% |
火入れ | 41 | 6.3% |
・火災を予防するため「住宅防火いのちを守る10のポイント(4つの習慣・6つの対策)」を守りましょう。
4つの習慣
- 寝たばこは絶対しない、させない。
- ストーブの周りに燃えやすいものを置かない。
- こんろを使うときは火のそばを離れない。
- コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く。
6つの対策
- 火災の発生を防ぐために、ストーブやこんろ等は安全装置の付いた機器を使用する。
- 火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する。
- 火災の拡大を防ぐために、部屋を整理整頓し、寝具、衣類及びカーテンは、防炎品を使用する。
- 火災を小さいうちに消すために、消火器等を設置し、使い方を確認しておく。
- お年寄りや身体の不自由な人は、避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく。
- 防火防災訓練への参加、戸別訪問などにより、地域ぐるみの防火対策を行う。