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全国火災予防運動のお知らせ
更新日:2024年3月19日
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火災予防運動の目的
この運動は、火災が発生しやすい時季を迎えるに当たり、火災予防思想の一層の普及を図り、もって火災の発生を防止し、高齢者等を中心とする死者の発生を減少させるとともに、財産の損失を防ぐことを目的としています。
毎年3月1日から3月7日は「春季全国火災予防運動」、11月9日から11月15日は「秋季全国火災予防運動」の実施期間です。
全国統一防火標語
2024年度 『守りたい 未来があるから 火の用心』
実施期間
秋季全国火災予防運動 令和6年11月9日(土曜日)から11月15日(金曜日)までの7日間
春季全国火災予防運動 令和7年3月1日(土曜日)から3月7日(金曜日)までの7日間
重点目標
1 住宅防火対策の推進
- 住宅用火災警報器の設置及び適切な維持管理
- 安全装置付きの火気使用器具及び消火器具の普及促進
- 電気器具火災の危険性に係る注意喚起
- 防炎品の周知及び普及促進
- 消防団、女性防火クラブ及び自主防災組織等と連携した広報・普及啓発活動の推進
- 地域の実情に即した広報の推進
- 高齢者等の要配慮者に重点を置いた共助の推進
- 地震、台風等の自然災害時における火災対策の推進
2 乾燥時及び強風時の火災発生防止対策の推進
- 延焼拡大危険性の高い地域を中心とした火災予防広報や警戒の徹底
- 火災予防広報の実施
- たき火等を行う場合の消火準備及び監視の励行
- 火気取扱いにおける注意の徹底
- 工事等における火気管理の徹底
3 放火火災防止対策の推進
- 放火火災に対する地域の対応力の向上
- ガソリン容器詰替え販売における本人の徹底
- パチンコ店及び物品販売店舗における放火火災防止対策の徹底
- 効果的な放火火災被害の軽減対策の実施
4 特定防火対象物等における防火安全対策の徹底
- 防火管理体制の充実
- 避難施設等及び老朽化消火器を始めとする消防用設備等の維持管理の徹底
- 二酸化炭素を消火薬剤とする不活性ガス消火設備の放出事故の発生を踏まえた安全対策の再徹底
- 防炎物品の使用の徹底及び防炎製品の使用の促進
- 防火対象物定期点検報告制度及び防災管理点検報告制度の周知徹底
- 違反のある防火対象物に対する是正指導の推進
- ホテル・旅館等における防火安全対策の徹底
- 表示制度及び公表制度の取組の推進
- 高齢者や障害者等が入居する小規模福祉施設における防火安全対策の徹底
- 有床診療所・病院等における防火安全対策の徹底
- 飲食店における防火安全対策の徹底
- 大規模倉庫における防火安全対策の徹底
- 生計困難者等の住まいにおける防火安全対策の徹底
- 外国人来訪者や障害者等が利用する施設における災害情報の伝達及び避難誘導に係る取組の推進
- 超大規模防火対象物等における自衛消防活動の実効性向上に係る取組の推進
5 製品火災の発生防止に向けた取組の推進
- 製品の適切な使用・維持管理の徹底及び製品火災に関する注意情報の周知徹底
6 多数の者が集合する催しに対する火災予防指導等の徹底
- 催しを主催するものに対する指導
- ガソリン等の貯蔵・取扱いに対する指導
- 火気器具を使用する屋台等への指導
- 照明器具の取扱いに係る指導
地域の実情の応じた重点項目の設定
- 地域における防火安全体制の充実
- 消防団員確保をより一層推進することによる地域の火災予防体制の充実
- 女性防火クラブ及び自主防災組織の整備充実
- 在日外国人に対する火災予防広報の実施
- 大規模産業施設の安全確保
- 当該施設の実態把握
- 当該施設で取り扱う危険性物品(廃棄物の処理・加工品を含む。)の把握
- 当該施設に係る防火安全対策の徹底
- 事故の発生、対処状況について消防機関への速やかな通報連絡・情報提供の徹底
- 電気火災・燃焼機器火災予防対策の推進
- 電気配線・燃料配管の適切な維持管理
- 老朽化した器具や配線・配管の交換の推進
- 電気機器や燃焼機器等の正しい使用の徹底
- 文化財建造物等の防火安全対策の徹底
住宅防火 いのちを守る 10つのポイント -4つの習慣・6つの対策-
4つの習慣
- 寝たばこは絶対にしない、させない。
- ストーブの周りに燃えやすいものを置かない。
- こんろを使うときは火のそばを離れない。
- コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く。
6つの対策
- 火災の発生を防ぐために、ストーブやこんろ等は安全装置の付いた機器を使用する。
- 火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する。
- 火災の拡大を防ぐために、部屋を整理整頓し、寝具、衣類及びカーテンは、防炎品を使用する。
- 火災を小さいうちに消すために、消火器等を設置し、使い方を確認しておく。
- お年寄りや身体の不自由な人は、避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく。
- 防火防災訓練への参加、戸別訪問などにより、地域ぐるみの防火対策を行う。