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令和8年度 病害虫情報 第3号(オオタバコガ)
更新日:2026年7月16日
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令和8年度 病害虫情報第3号(オオタバコガ) (PDF:614KB)
オオタバコガの発生量の増加に注意が必要です!適期防除により被害を防ぎましょう
概要
- 7月1半旬のフェロモントラップ(注)調査では、6地点中5地点で誘殺数が平年に比べて多く、全地点で増加傾向が認められています(表1、図1)。
- 今後、気温が高い予報であり、オオタバコガによる被害の増加が懸念されます。
- 被害を防ぐため、定期的にほ場を巡回し、食入前の若齢幼虫の時期に防除を行ってください。
(注)オオタバコガ雌の性フェロモンを利用して誘引される雄成虫を捕まえるトラップです。
病害虫防除所では、このトラップを利用して各種害虫の発生状況を調査しています。
| 調査地点 | 前橋市 | 伊勢崎市 | 藤岡市 | 太田市 | 昭和村 | 東吾妻町 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 本年 | 80 | 31 | 76 | 64 | 63 | 12 |
| 平年 | 25 | 23 | 49 | 63 | 39 | 7 |
| 平年比(%) | 320 | 135 | 155 | 102 | 162 | 171 |
(注)
- 「平年」:過去10年間の平均頭数
- 「平年比(%)」:平年の頭数を100としたときの本年頭数の割合
- 太田市は平年並と判断



図1 オオタバコガのフェロモントラップ調査結果
(注)
- 縦軸は誘殺数を表します。平年は過去10年の平均です。
- 横軸は月ごとの半旬を表します。
- 半旬とは上旬、中旬、下旬の旬の概ね半分の期間で、毎月1日~5日が第1半旬、21日~25日が第5半旬となります。第6半旬は26日~各月末までとなります。
1 現在までのフェロモントラップへの誘殺状況
- 7月1半旬の誘殺数は6地点中5地点で平年に比べて多く、特に前橋市では平年比320%、藤岡市では155%、昭和村では162%となっています(表1)。
- 6地点全てで誘殺数の増加傾向が認められており、今後の発生推移に注意が必要です(図1)。
2 今後の発生予測
- 気象庁発表、関東甲信地方の向こう1か月予報(7月2日発表)および3か月予報(6月23日発表)によると、今後は気温が高い見込みです。
- 6月下旬の作物における発生量は、露地ナスで平年に比べてやや多く、夏秋トマト、キャベツ、レタスでは平年並です。
- しかし、オオタバコガの発生に好適な高温傾向が予報され、フェロモントラップ調査で誘殺数の増加傾向が認められていることから、今後、発生量および被害の増加が懸念されます。
- 最新のトラップ調査結果(注)を確認するとともに、県等が発表する情報に注意してください。
(注)最新のトラップ調査結果の見方は、ページ下の「5」をご覧ください。
3 予想される被害
- 露地ナス、レタス、キャベツ、夏秋トマト、花き類、イチゴ苗などで被害の発生が懸念されます。
- 被害は、オオタバコガの幼虫(写真1)が果実や花蕾、結球内部に食入(写真2)することで発生します。食入被害を受けた農作物は商品価値が著しく低下するため、防除対策を徹底してください。
4 防除対策
- 幼虫が果実や花蕾、結球内部等へ食入した後は農薬が届きにくく、防除が困難となります。
- 防除適期は、ふ化後から食入する前までの短い期間です。定期的にほ場を巡回し、食入前の若齢幼虫の時期に防除を行ってください。
- 被害果や被害株は成虫の発生源となるため、確認した場合は速やかに除去し、適切に処分してください。
- 施設栽培では、開口部に目合い4.0ミリメートル以下の防虫ネットを張り、成虫の侵入を防いでください。また、防虫ネットを展張済みのハウスでは、ネットの設置状況を確認し、穴が開いている場合は補修をしてください。

写真1 オオタバコガ幼虫

写真2 ナス果実に食入するオオタバコガ幼虫(矢印)
5 オオタバコガの最新のトラップデータ
毎週金曜日更新のPDFファイルは、病害虫発生予察情報一覧のページの「令和8年各種トラップ調査結果」をクリックしてください。(オオタバコガは3ページ目です)
URL:https://www.pref.gunma.jp/page/20720.html







