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令和2年度第1回群馬県自然環境保全審議会自然環境部会 議事録

更新日:2020年8月28日 印刷ページ表示

1 開催日時

 令和2年8月5日(水曜日)午後1時30分~2時00分

2 場所

 県庁7階 審議会室

3 出席者

 委員:11名(定足数6名)
 事務局(県):環境森林部長、自然環境課長 ほか

4 会議

1 開会

 略

2 あいさつ

 略

3 議事

第1号議案:狩猟鳥獣捕獲禁止区域の設定について

 事務局から、議案内容について説明した。
 質疑応答の後、全委員から異議がなかったことから、異議がないものとして知事に答申することとされた。

【質疑応答】なし

第2号議案:狩猟鳥獣捕獲禁止区域の期間延長について(袈裟丸山)

 事務局から、議案内容について説明した。
 質疑応答の後、全委員から異議がなかったことから、異議がないものとして知事に答申することとされた。

【質疑応答要旨】

【委員】
 利害関係者の意見において、クマ対策が必要という意見があるが、対応は検討しているか。

【事務局】
 県のツキノワグマ適正管理計画及び市の策定する地域管理計画において、捕獲も可能だが必要最小限とすることとしている。錯誤捕獲されたものは可能な限り放獣するなど、保護と被害対策のバランスをとりながら慎重に実施していきたい。

5 その他

 議案内容に関連し、質疑があった。

【質疑応答要旨】

【委員】
 シカが野生植物種を食べており、毎年山に登ると昨年食べられていなかったものが、今年食べられていたりする。伐採後に出現するキイチゴ類は、クマも採食するが、シカに食べられているようで見られない。桐生でも今年2~3回クマの出没があったが、人間のエリアに入ってきているようだ。県では単なる農林業被害だけでなく、その他の植生の被害を調査しているか。

【事務局】
 農林業被害以外の被害調査は全県的には行っていない。毎年一部の地域に限定した生息環境調査を行っているものの、被害についての分析まではしていない。

【委員】
 栃木県足利市では、小学校でクマの足跡がみつかった。教育委員会の情報というのもかなり重要だと思う。

【委員】
 前橋市内でもシカやイノシシが家屋の近いところに出没している。捕獲をしても、放射性物質の影響で食肉利用できず、持ち帰るか現場で埋めるかの決まりがあると聞いている。捕獲者にとっては労力がかかるのではないか。なんとかならないものか。

【事務局】
 捕獲に対しては、農林業対策として、市町村等を通して、国でも財政的な支援をしているところ。労力が報われないということがないよう、支援を行っていきたい。

【委員】
 捕獲する立場としては、焼却場へ持っていくのはあまり苦ではない。狩猟で捕獲したものについては、自家消費することが多く、現地埋設するということは少ない。

6 閉会

 略

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