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有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)について

更新日:2026年5月14日 印刷ページ表示

PFOS及びPFOAの性状

ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)及びペルフルオロオクタン酸(PFOA)は、撥水性や撥油性、耐熱性、耐薬品性に優れており、半導体用反射防止剤、金属メッキ処理剤、泡消火薬剤、フッ素ポリマー加工助剤、界面活性剤など、さまざまな用途で広く使用されてきました。

PFOS及びPFOAは環境中で分解されにくく、蓄積性が高いため、地球規模で環境中に広がりやすい特性があります。これにより、環境や食物連鎖を通じて人の健康や動植物の生息・生育に影響を及ぼす可能性が指摘されています。

PFOS、PFOA は、動物実験では、肝臓の機能や仔動物の体重減少等に影響を及ぼすことが指摘されています。また、人においてはコレステロール値の上昇、発がん、免疫系等との関連が報告されています。しかし、どの程度の量が身体に入ると影響が出るのかについては十分な知見はありません。そのため、現在も国際的に様々な知見に基づく基準値等の検討が進められています。また、国内において、PFOS、PFOAの摂取が主たる要因と見られる個人の健康被害が発生したという事例は確認されておりません。(PFOS、PFOAに関するQ&A集(環境省)(PDF:844KB)<外部リンク>​から引用)

PFOS及びPFOAの位置づけ

PFOS及びPFOAは、令和2年4月1日に水質管理目標設定項目に指定されました。令和8年4月1日からは水質基準(合算で50ng/L以下)に設定され、基準の遵守と定期的な水質検査が義務付けられています。

ナノグラム・パー・リットル(ng/L):水1リットルあたり10億分の1グラムの物質が溶解していることを表します。​

関係通知

PFOS及びPFOAが水質基準に設定された通知は、令和7年6月30日付けの「水質基準に関する省令の一部改正及び水道法施行規則の一部改正等について」(PDF:124KB)<外部リンク>からご覧いただけます。

監視体制

群馬県企業局では、令和2年度から各浄水場(県央第一水道事務所、県央第二水道事務所)の原水と浄水で、PFOS及びPFOAの水質検査を年4回実施しています。令和8年度は、原水と送水に加え、水質基準項目検査地点で検査を行います。これまでの検査では、いずれも検出されていません。なお、PFOS及びPFOAは、浄水場から水を送る過程で濃度が変化しません。

  • 原水: 利根川から取水し、浄水処理を行う前の水です。
  • 浄水: 浄水場で濁りの除去や消毒を行った後の水です。送水管を通じて市町村に供給しています。
  • 水質基準項目検査地点: 各浄水場ごとに選定した、市や町に水を供給する地点です。

関係資料

1.県央第一水道事務所の検査結果

2.県央第二水道事務所の検査結果