1 指定管理者候補者及び選定結果
(1)公の施設の名称及び所在地
|
県立敷島公園 |
前橋市敷島町ほか |
(2)応募団体数及び名称(主たる事務所の所在市町村名)
|
1団体 |
1 敷島パークマネジメントJV
(前橋市)
|
(3)指定管理者の候補者の名称、主たる事務所の所在地及び代表者の氏名
|
敷島パークマネジメントJV
前橋市千代田町二丁目12番地1
株式会社オリエンタル群馬
代表取締役 中埜 智親
|
(4)指定の期間 |
令和7年4月1日から令和12年3月31日まで |
(5)候補者の選定理由 |
運動施設を有する公園の管理運営方法の提案が優れているため。 |
2 選定基準・審査結果等
大項目 |
中項目 |
審査要素 |
配点 |
候補者
(団体1) |
公益性 |
管理運営方針 |
- 施設の設置目的に合致した基本方針となっているか
- SDGsを考慮した、公園を管理運営するにふさわしい理念、運営方針をもっているか
- 運営方針が群馬の森の特性を活かしているか
- 運営方針を実行するための体制確保がなされているか
- 県民の平等な利用が確保される内容となっているか
- 労務管理が適正か
- 労務関係、法令遵守を正しく理解しているか
|
12点 |
9.0点 |
経済性 |
経済性・収支計画 |
- 指定管理料※の有効活用が図られているか
- 収支は事業計画と整合しているか
- 実現可能な収支計画となっているか
|
3点 |
1.6点 |
経済性 |
|
3点 |
1.5点 |
運営収支計画 |
|
4点 |
1.0点 |
効果性 |
サービス等の向上・広報・広聴 |
- 県民サービスの向上に資する計画になっているか
- 民間等のノウハウの活用等など、指定管理者導入の主旨を活かした質の高いサービスの提供を実現できるか(公園管理に活かせる独自の斬新なアイデアを有しているか等)
- 利用者増加のための取り組みがあるか
- 自主事業は具体的かつ実現性の高い提案がされているか
- 利用者の要望や苦情に対する対応は適切か
- 現地調査の頻度や公園の特性を理解しているか
- 周辺住民に配慮した地域貢献について、効果的な提案がなされているか
- 広報に関する取り組み方は具体的か
- 利用者のニーズの把握方法は具体的かつ実現可能か
|
18点 |
13.9点 |
県民との協働 |
- 広範で多様な主体が関わる公園運営計画となっているか
- 県民やボランティアと協働を推進できる計画になっているか
- ボランティアの受け入れ態勢が確保され、対象が広範か
- 協働のためのコーディネートをできる職員を配置しているか
- 地域特性をとらえた具体的な案がなされているか
|
10点 |
7.9点 |
安定性 |
維持管理 |
- 適正かつ確実な維持管理を行う内容となっているか
- 安全管理を含めた日常の公園の見せ方を管理面からどのような提案をなされているか
|
8点 |
6.9点 |
組織運営・組織体制 |
- 管理責任者及び管理体制が明確になっているか
- 適切で十分な職員配置か
- 職員の育成・研修体制は十分か
- 採用確保方策は適切か
- 安定した管理体制を提供できる経営基盤が構築されているか
|
3点 |
2.4点 |
人材育成 |
- 指定管理期間を通じた人材育成計画が適切なものか
- 育成方法、取得資格や人数の目標は適当か
|
3点 |
1.9点 |
安全・安心 |
情報・安全・環境管理 |
- 個人情報の保護に対して十分な能力を有しているか
- 機密保持義務についての対策は十分か
- 事故、災害発生時等の危機管理体制、対応が明確か
- 日常の安全対策についてリスクを想定し具体的な対策を講じているか
- 環境保全に配慮した管理運営となっているか
- 廃材処理等について、リサイクル、リデュース、リユースなどについて配慮があるか
|
6点 |
4.0点 |
公園共通審査項目 小計 |
70点 |
50.1点 |
効果性 |
サービス等の向上・広報・広聴(熱意) |
- プロスポーツの公式戦や各種競技会の開催・大会運営について、主催者と連携した準備や施設管理、また来園者に対する駐車場混雑情報及び誘導を適切に実施する提案がなされているか
- 2029年(令和11年)に開催予定である、第83回国民スポーツ大会・第28回全国障害者スポーツ大会の競技場として、適切な施設管理を行なうとともに、関係団体と連携し大会運営がされるような計画がされているか
|
10点 |
7.6点 |
県民との協働 |
- 本公園を含む敷島エリアの価値を向上させるための指針となる「敷島エリアグランドデザイン」を踏まえ、市管理区域公園、その他周辺施設管理者や地元関係者と調整を行い、敷島エリアの活性化を目指す計画がなされているか
|
10点 |
7.6点 |
安定性 |
維持管理 |
- 4つの天然芝を有する運動施設(陸上競技場、補助陸上競技場、野球場、サッカー・ラグビー場)について、繁忙期には複数施設で同時にメンテナンスを行なう必要があるが、競技者の視点を踏まえた管理方法となっているか
- 各施設の機械設備等について、突発的な故障等に対応し、大会運営等に与える影響を最小限とする点検・維持管理方法となっているか
|
10点 |
8.4点 |
敷島公園の課題の対策に応じた審査項目 小計 |
30点 |
23.6点 |
現指定管理者が応募した場合 |
|
3点~
-3点
|
3.0点 |
障害者雇用率加算 |
- 障害者雇用率の達成程度に応じて加算
- 障害者雇用納付金の滞納により減点
|
5点~
-5点
|
2.6点 |
加減点 小計 |
最大8点 |
5.6点 |
合計 |
最大108点 |
79.3点 |
備考
採点は、選定基準ごとに選定委員会の各委員が評価を行い、全委員7人の平均点(小数点以下第2位を切捨)を得点とした。
3(参考)応募団体の指定管理料提案額
区分 |
応募団体の名称 |
指定管理料提案額 |
団体1 |
敷島パークマネジメントJV |
796,400,000円(159,280,000円/年) |
(参考) |
指定管理料上限額 |
797,135,000円(159,427,000円/年) |
※候補者の指定管理料提案額が指定管理料上限額になるとは限らない。
指定管理料上限額は11月補正予算で債務負担行為を設定し、指定管理者との基本協定書で定める。
「県立敷島公園」に係る指定管理者の候補者選定経過等について へ戻る