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ハスモンヨトウのトラップへの誘殺数が増加しています

更新日:2024年11月21日 印刷ページ表示

 ハスモンヨトウの飛来数は、例年10月から減少傾向となりますが、今年は10月以降も増加傾向が見られます。

 今後、気温が低くなるにつれて飛来数は減ると考えられますが、引き続き施設内への侵入、施設内での発生に注意しましょう。

11月3半旬(11月11日~11月15日)の各調査地点の飛来数
調査地点 飛来数
令和6年
飛来数
平年
対平年比
前橋市 424 91 平年の約5倍
伊勢崎市 249 91 平年の約3倍
富岡市 105 23 平年の約5倍
館林市 690 100 平年の約7倍

 ※ 富岡市の11月第4半旬の飛来数は、第3半旬から増加し、

 129頭で平年の約8倍でした。

 令和6年ハスモンヨトウ フェロモントラップ調査結果(令和6年11月21日更新)(PDF:61KB)

 例年より遅い時期の飛来数が多くなっています。

 防除方法

 令和6年度病害虫情報第7号 ハスモンヨトウ

【施設内に侵入させない】

1 開口部に防虫ネット(目合い2.0~4.0ミリメートル)で被覆し侵入を防ぎましょう。

【施設内への侵入を確認したら】

2 ほ場をよく見回り、若齢幼虫の発見に努め、早期防除に行いましょう。

3 卵塊やふ化したばかりで集団になっている幼虫を見かけたら、取り除き処分しましょう。