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平成30年度環境審議会第21回環境基本計画部会
更新日:2019年3月20日
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開催日時
平成31年3月15日(金曜日)10時00分~11時50分
開催場所
県庁環境森林部会議室
出席者の状況
- 委員 6名(西村部会長、飯島委員、神戸委員、笛木委員、吉井委員、西薗委員)
- 事務局 環境政策課長ほか4名
審議の概要
1 開会
略
2 議題
(1)次期環境基本計画の構成について
【委員の主な意見】
- 現計画を策定したときには、パリ協定がクローズアップされ、低炭素社会に関する関心が高まっていたので、「地球温暖化の防止」を一番目の柱とした。
- 気候変動対策は、「適応」と「緩和」が車の両輪なので、適応策をもう少し取り入れられると良い。「地球温暖化の防止」では、タイトルそのものが緩和策のみに限定されてしまい、適応策がケアできない。
- 「地球温暖化」と「低炭素社会」のどちらの言葉が適しているかは、検討が必要。
- 「森林環境の保全」には、「地球温暖化の防止」と「生物多様性の保全・自然との共生」も含まれており、記載に重複する部分が多くなってしまうのではないか。
- 「森林環境の保全」を独立させているのは、群馬県の特徴を表していると思う。もう少し記載に広がりを持たせると良い。
- 現計画の6つの柱で、カバーすべきところはカバーできていると思う。
- 柱立ての順番は、「全ての主体が参加する環境保全の取組」(人づくり)を一番最初に持ってきてはどうか。
- 項目立ては、県総合計画と合わせてはどうか。
- 「人づくり」は、全体のベースとなる項目なので、他の項目と同じ記載ではなく、位置付けから検討して、記載を変えてはどうか。
- 「人づくり」に盛り込むパートナーシップについては、例えば、行政でいうなら、全県的にごみ出しのルールを統一すれば、一市町村で処理できないものは他市町村で処理できるなど、実効性を伴ったパートナーシップが築ける。こうした実効性ある取組をもっと広げていくべき。実行を伴わないパートナーシップは衰退していく。
- 林業経営のできない森林は荒れて、公益的機能が発揮できなくなる。子どもの頃から学習することで、森林が環境保全に果たす役割が身につくと思う。そうした森林の役割を理解してもらえるような内容になると良い。
- 県総合計画は、基本目標の表現がわかりやすい。同じように平易な表現にできないか。
3 閉会
略