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平成30年度第42回群馬県環境審議会議事録

更新日:2019年3月11日 印刷ページ表示

開催日時

平成31年2月7日(木曜日)9時30分~10時20分

開催場所

県庁7階 審議会室

出席者の状況

  • 委員:18名出席 5名欠席(定足数12名)
  • 事務局(県):環境森林部長、環境政策課長、環境エネルギー課長、環境保全課長、廃棄物・リサイクル課長、自然環境課長ほか
  • 参考人等:なし
  • 傍聴人:なし

審議の概要と審議結果

  1. 開会
  2. あいさつ 板橋会長
  3. 定足数の確認 委員18名の出席があり、定足数12名を満たしていることを確認した。
  4. 議事
    • (1)専門委員の任命について
      環境政策課長から、西薗大実氏を専門委員に任命したことを報告した。
    • (2)部会の運営及び部会に属する委員等の指名について
      板橋会長が西薗委員を環境基本計画部会委員に指名した。
    • (3)審議事項
      群馬県環境基本計画の策定について
      群馬県環境基本計画の策定について、環境政策課長から説明がなされ、今後の環境基本計画部会の報告を踏まえて答申を行うとし、継続審議とすることが了承された。
    • (4)説明事項
      第三次群馬県循環型社会づくり推進計画の策定について
      第三次群馬県循環型社会づくり推進計画の策定について、廃棄物・リサイクル課長から説明がなされた。
  5. 閉会

第42回群馬県環境審議会 審議概要

審議事項

群馬県環境基本計画の策定について
(環境政策課から説明)

【委員】
 メインテーマは変えないということだが、再検討してほしい。「環境負荷が少なく」では、削減するつもりがあるのかないのかわからない。
計画策定のスケジュールについて、環境基本計画部会だけではなく、パブリックコメントを実施する前に、審議会を開催してほしい。
【環境政策課長】
 メインテーマについては、環境基本計画部会の意見を聴きながら検討していきたい。
スケジュールについては、必要に応じて、審議会も開催したい。
【委員】
 国の気候変動適応計画では数値目標を設けているので、県の環境基本計画も数字で進捗管理するという考えはあるか。
【環境政策課長】
 現計画でも数値目標は定めている。計画部会や庁内ワーキンググループで議論していきたい。
【委員】
数値目標があると、進捗が県民にわかりやすいので、検討いただきたい。
【会長】
 目標を立てて終わりではなく、進捗していることがわかると県民も努力をしようと考える。できる範囲で検討してほしい。
 他に意見があれば、2月15日までにコメントペーパーを提出してほしい。
 事務局の説明によると、本日の意見やコメントペーパーを踏まえて、計画づくりを進め、来年度末までに答申を得たいとのことである。本審議会としては、今後の調査審議は環境基本計画部会で行い、部会からの報告を受け、それに基づいて最終的な答申を行いたい。

説明事項

第三次群馬県循環型社会づくり推進計画の策定について
(廃棄物・リサイクル課から説明)

【委員】
 こちらの計画は、策定の途中で審議会を開催してもらえるので、良い。
 循環型社会づくり推進計画も環境の計画の1つなので、環境基本計画とリンクさせて作成してほしい。
【廃棄物・リサイクル課長】
 環境基本計画は循環型社会づくり推進計画の上位計画なので、2つの計画はリンクしなければならない。内容を調整して進めていきたい。

その他

【委員】
 以前、群馬県災害廃棄物処理計画の策定に携わったが、災害の後、いかに早く復旧するかは非常に大切な問題だ。災害ごみは多岐にわたる。せっかく、計画を策定したのだから、被災地での対応を教訓として活かしてほしい。
【廃棄物・リサイクル課長】
 災害廃棄物処理の中心は市町村なので、市町村と連絡協議会を立ち上げ、災害が発生した場合の想定演習も行っている。新しい災害に対応しなければならないことについては、計画自体も見直していく。
【委員】
 我々の活動を紹介したい。(前橋市)田口町では、休耕田を子どもたちが管理して、去年あたりからホタルが増え始めている。近隣には荒れ果てた里山があり、災害ボランティアの人が、道具の使い方を練習する場所として、雑木林を整備している。
 また、沼田市、みなかみ町、みどり市、桐生市、片品村、高山村で自伐型林業に興味のある人を集めて、連携を始めた。前橋でも取組を始め、来年度あたりフォーラムを開催しようと考えている。
 14年前、当時の朝倉小学校でビオトープを作ったが、間伐の時期を迎えている。自伐のチームが間伐をして、きのこを育てる。14年前に木を植えた先輩たちがいたから、今こういうことができる、人間のタイムテーブルと自然界のタイムテーブルはこれだけ違うということを、環境教育として教えていく。単なる座学ではなく、体験型の環境教育ということが重要で、こういうことがSDGsにもつながっていくと思う。

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