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レプトスピラ症

更新日:2024年10月2日 印刷ページ表示

どんな病気?

レプトスピラ症とは細菌性の動物からヒトに感染する感染症(人獣共通感染症)です。
レプトスピラを保菌しているネズミなどの野生動物や家畜、ペット等の尿や、それに汚染された水・土壌に触れることで感染(経皮感染)します。また、その尿で汚染された水や食品を介した感染(経口感染)もあります。
なお、ヒトからヒトへの感染はありません。​

潜伏期間は3~14日で、発熱・悪寒・筋肉痛・結膜充血などの症状が見られ、重症化すると黄疸・出血傾向などが見られます。(重症型は「ワイル病」と呼ばれます)

流行状況

2003年11月に4類感染症に指定されて以降、感染症発生動向調査では、群馬県内で数年に一度報告があります。
国内で報告の多い他県においては、河川での遊泳が主な原因ですが、群馬県内では家屋にいるネズミが原因と思われる報告が大半です。

群馬県内の報告状況は、次のページの表(類型:四類)をご覧ください。
全数把握感染症一覧(全数報告)

予防方法は?

  • 家屋にネズミが住み着かないよう、駆除や侵入防止等の対策をしましょう。
  • 水田などでの農作業、家畜飼育、河川での遊泳時には、水中でケガをしないよう適切な服装を着用しましょう。
  • ケガをしているときは、水の中に入らないようにしましょう。
  • 川が雨で増水しているとき、水が濁っているときは、水の中に入らないようにしましょう。
  • 汚染されている可能性のある場所では水を飲まないようにしましょう。

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