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令和6年度 群馬県男女共同参画社会づくり功労者表彰及びぐんま輝く女性表彰の表彰式を開催しました

更新日:2024年7月19日 印刷ページ表示

 群馬県では、「群馬県男女共同参画社会づくり功労者表彰」及び「ぐんま輝く女性表彰」を実施し、男女共同参画の推進に顕著な功績のあった方を称えるともに、女性活躍の身近なモデルを示すことで、すべての女性が輝く環境づくりを進め、男女共同参画社会の形成を推進しています。
 「群馬県男女共同参画社会づくり功労者表彰」は1部門、「ぐんま輝く女性表彰」は「ぐんま輝く女性チャレンジ賞」と「ぐんま輝く女性支援賞」の2部門の表彰です。

1 表彰式

  • 日時:令和6年7月3日(水曜日)14時30分開始
  • 会場:群馬県昭和庁舎 正庁の間

令和6年度群馬県男女共同参画社会づくり功労者表彰及びぐんま輝く女性表彰の記念写真

2 受賞者

令和6年度の受賞者は、以下の通りです。(敬称略)

(1)群馬県男女共同参画社会づくり功労者表彰

 県内において男女共同参画の推進に積極的に取り組んでおり、他の規範であると認められる個人を表彰します。

坂本 祐子(さかもと ゆうこ)

坂本祐子様写真

 2012年4月に太田市男女共同参画推進協議会の会長に就任。同年10月から2014年9月まで副会長を務めた後、2014年10月から現在まで、再び会長に就任し、長きにわたり太田市の男女共同参画推進に寄与してきた。男女共同参画推進条例の必要性を説き、2024年3月に制定し、同年4月1日に施行された「太田市男女共同参画社会の形成及びジェンダー平等の推進に関する条例」においては、専門的な助言をするなど、条例の制定に寄与した。
 太田市男女共同参画基本計画の策定・進捗管理にも大きく尽力し、太田市区長会や太田市職員の男女共同参画研修の講師を務め、太田市における男女共同参画社会づくりに多大な貢献を果たしている。県内の他自治体においても男女共同参画について講演を行うなど、男女共同参画社会の実現のために広く活動している。
 ぐんま公立高校男女共学を実現する会の代表を務め、県内公立高校の男女共学化に向けての活動など、多方面で活躍している。

金子 眞知子(かねこ まちこ)

金子眞知写真写真

 1999年の男女共同参画社会基本法の施行に伴い、群馬県では男女共同参画推進人材を育成するための「第1回 女性のための県政参画講座」の受講生を募集し、応募総数140人超から選出され、同講座を受講。この受講をきっかけに2000年に桐生市男女共同参画協議会委員の公募枠に応募し選出され、同年10月から2002年10月までの2年間、現協議会の前身である「桐生市男女共同参画協議会」において会長を務め、2009年8月から2015年8月においても会長を務めた。その後も、協議会未設置であった2003年及び2004年を除き、現在に至るまで同協議会の委員を長きにわたり務め、桐生地域の男女共同参画推進活動に大きく寄与した。
 2000年7月に策定された、桐生市で最初の男女共同参画計画である「桐生市ジェンダー・フリープラン21」の実現に向け、活発な協議の中心となって市の課題、推進の方策についての研究を牽引。計画の実現に向けた中間提言及び提言書を、桐生市長あて計3回提出し、桐生地域における男女共同参画社会推進の礎を築いた。
 「第1回 女性のための県政参画講座」の受講生らと立ち上げた「ウィメンズウイルぐんま」(2004年にNPO法人化)ではリーダー的存在でもあり、過去に4年間理事長を務めている。

前田 由美子(まえだ ゆみこ)

前田由美子様写真

 2011年7月から前橋市男女共同参画審議会の委員を務め、2019年7月から現在に至るまで会長として、長きにわたり前橋市の男女共同参画推進に寄与した。
 2014年、前橋市男女共同参画基本計画(第四次)まえばしWindプラン2014策定にあたっては、本基本計画を「配偶者暴力防止法に基づく基本計画」に位置づけて、DV対策を推進するように学識者の視点から具体的な施策推進についての助言や支援を行った。2022年に策定した最新のまえばし「Windプラン・第五次前橋市男女共同参画基本計画」策定にも常にめまぐるしく変化する社会情勢を見極め、前橋市の特性を活かした男女共同参画推進について積極的に検討を進めた。
 2018年4月、前橋市の地方創生について取り組みを進める「県都まえばし創生本部」の有識者委員も務めるほか、共愛学園前橋国際大学地域共生研究センターの研究員として学生に対しジェンダーに係る講義を、また、市民対象に「子育てひろば」の講師を行うほか、NPO法人ヒューマン政経フォーラム理事として市民を対象とした「女性のための市政参画講座」などで講師を務めるなど、多方面で前橋市における男女共同参画社会づくりに貢献している。

(2)ぐんま輝く女性表彰

ぐんま輝く女性チャレンジ賞

 政策決定過程への参画や地域貢献活動等、様々な分野にチャレンジすることで輝いている女性個人・女性団体を表彰します。

株式会社むらおもひ(かぶしきがいしゃむらおもい)

(株)むらおもい写真

 2016年に「妻の手しごと」として発足し、「嬬恋村のものづくりを妻の手から」というコンセプトでお土産物の企画・製造・販売を開始した。ものづくりを通して嬬恋村の地域資源を活かし、残し、伝え、形にすることを目指している。2023年には雇用創出など地域経済に寄与することを目的に、「株式会社むらおもひ」に名称を変更し、法人化。農業が盛んな嬬恋村において重労働を伴う特産品のキャベツ栽培に携わる女性たちが協力し、キャベツの六次産業化という村の長年の課題に対し、女性ならではの視点で取り組むことで村に新たな企画や事業を創出している。
 特産品を活かしたキャベツ酢や愛妻ダー(アイサイダー)など、冬期も販売可能な加工品を新たに開発。観光客が手に取りやすいデザインのパッケージで固定化しつつあった往来の土産品のラインナップに新しい風を吹き込む契機をつくり、グッドデザインぐんまや優良ふるさと食品中央コンクールで優秀賞を受賞した。
 農業分野以外にも、嬬恋村の自然を生かしたアウトドアサービス事業、行政などと連携した地域づくり活動、普段農村では買ったり味わったりできない店舗を誘致したマルシェの開催、地元野菜をふんだんに使ったコミュニティ食堂の企画など、女性の活躍を支える取組や、嬬恋村の地域づくりをリードする取組を進めている。​

丸茂 ひろみ(まるも ひろみ)

 丸茂ひろみさま写真

 2016年4月には生活困窮者自立支援制度の一環である無料学習支援「みどの学習クラブ」を始めた。ひとり親家庭や不登校の子どもを対象に行ったことから、勉強の後に食事をしたいと考えて、同年9月、当時まだ県内少数であったこども食堂「まんまる食事会」を開設した。現在まで継続して実施するほか、2018年7月には県内のこども食堂運営者を構成員とする「こども食堂ネットワークぐんま」を設立し、現在に至るまで同ネットワークの代表として県内こども食堂の普及啓発や活動支援に尽力している。
 また、2020年にはフードバンク事業にも取り組み、食品ロス削減活動のフードドライブを行いつつ、企業等から寄付される食品等も保管し、生活困窮者やこども食堂、各種支援団体等で活用できるよう食品管理を行っているほか、フードパントリー事業としてひとり親家庭同士の居場所づくりとして定期的にランチ会を企画している。
 2017年には傾聴と協働で孤立した子育て中の親に寄り添う家庭訪問型子育て支援「ホームスタート・しんまち」も実施している。2018年からはワンストップで家庭丸ごと支援ができるよう、なんでも福祉相談員としても登録している。
 2019年3月には制服バンクもスタートさせ、高校の制服やランドセルのリユース事業にも取り組んでいる。
 活動の中でヤングケアラーと出会うことから、ヤングケアラー支援を主目的とする県内唯一の特定非営利活動法人である「虹色のかさ」の理事を務めている。

草場 史子(くさば ふみこ)

草場史子様写真

 「NPO・ボランティアサロンぐんま」は、NPO法施行後、県内の学識経験者や市民活動団体等から構成された「ボランティア・NPOぐんま委員会」による提言を受けNPO支援・振興拠点「場の提供・情報の提供機能を持つ施設」として、2000年11月に開設。開設以来、コーディネーターとして20年以上NPOやボランティア等社会貢献活動に関する情報の提供・相談に対応するとともに、市民活動団体向けセミナーの開催やボランティア体験事業の実施などサロン運営を積極的に進め、群馬県のNPO・ボランティア活動の振興に大きく寄与している。
 代表理事を務めるNPO法人市民立ぐんまNPOセンターでは、中間支援センター職員のスキルアップを支援し、実践的な学びの場を提供するなどNPOを支援する人材育成に取り組んでいる。
 行政の手が回らない地域の様々な課題に柔軟、迅速に対応するため、市民や企業等から広く寄付を募り、寄付を基に群馬の課題解決に挑む団体等に助成、伴走支援を行うことを目的とした一般財団法人「ぐんま未来基金」の設立準備会代表を経て、理事としても活動しており、自分たちの手で地域をよくするための仕組みづくりに尽力している。

ぐんま輝く女性支援賞

※令和6年度は該当なし