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【3月】グリーンな栽培体系への転換サポート 第2回検討会の開催 ~直進アシストトラクタを活用した野菜高速局所施肥機の導入に向けて~

更新日:2024年2月26日 印刷ページ表示

令和6年2月26日発

東部農業事務所 館林地区農業指導センター

 館林地区農業指導センターでは、国の施策である「みどりの食料システム戦略」の推進に取組み、直進アシストトラクタを活用した野菜高速局所施肥機の実証結果および産地導入に向け、関係者による検討会を開催しました。

1 ねらいと背景

 邑楽館林地域では、加工業務用キャベツ栽培が盛んであり、農業生産法人による大規模化が進んでいます。しかし、今後の持続的な発展のためには、さらなる作業の効率化、肥料等の生産コストの削減が必要になります。そこで、国の交付金で実施する事業である「グリーンな栽培体系への転換サポート」で取組んだ直進アシストトラクタと野菜高速局所施肥機の使用による作業負担及び化学肥料使用量低減効果の実証結果および産地導入に向けた課題について関係者を招き、検討を行いました。

2 取り組み成果

 令和6年2月20日、東部地域研究センターにて生産者、農機メーカーとJA、町、県関係者を招き「グリーンな栽培体系への転換サポート」第2回検討会を開催しました。

 指導センターからは実証結果の報告と産地導入に向けた課題について説明しました。農機メーカーからは実施試験の評価と課題解決策の提案、産地の適応性について講評していただきました。出席した関係者から機械の作業能率及び化学肥料低減効果について一定の評価は得られましたが、土壌条件によって作業能率が左右されることがあるため、引き続き土壌条件を考慮して試験を続けていくことが重要だと確認できました。

3 今後の方向

 次年度も引き続き関係者と緻密に連携を図り、実証試験を行い産地に適応した栽培マニュアルの作成と産地戦略の策定に向けて取り組んでいきます。

第2回検討会の開催状況写真

第2回検討会の開催状況