ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 農政部 > 東部農業事務所館林地区農業指導センター > 【2月】気象の傾向と災害からみた農業用施設のリスク管理の研修会開催

本文

【2月】気象の傾向と災害からみた農業用施設のリスク管理の研修会開催

更新日:2024年2月6日 印刷ページ表示

令和6年2月6日発

東部農業事務所 館林地区農業指導センター

 館林地区農業指導センターでは令和6年1月17日に認定農業者と新規就農者、農業青年を対象に、農業経営研修会を開催しました。研修は「温暖化と館林の近年の気象」についてと、「気象災害からみた農業用施設のリスク管理」について行いました。

1 ねらいと背景

 近年の気候変動により、気象災害の頻発化、激甚化が懸念されています。多発する強風や大雨等による被害が発生した場合、農業経営に大きく影響する恐れがあります。

 そこで近年の気象の傾向を把握するとともに、邑楽館林は施設園芸が盛んな地域であることから、強風や大雨等の被害傾向から見た農業施設等のリスク管理に関する研修会を開催しました。

2 取り組み成果

 令和6年1月17日にJA邑楽館林本所にて農業経営研修会を開催しました。認定農業者、新規就農者、農業青年、関係職員等26人が参加しました。

 研修では、前橋地方気象台職員により「温暖化と館林の近年の気象」と題して、温暖化の仕組みや、館林の夏場の気象傾向について解説がありました。また、農業気象のHPの紹介があり、その活用方法について説明がありました。

 続いて、農研機構職員を講師に、「気象災害からみた農業用施設のリスク管理」と題して、風害や風水害によるハウスの被災事例をもとに風害が起こる仕組みや、他県で行われている対策事例紹介がありました。最後に群馬県農業共済職員から収入保険の紹介がありました。

 参加者からは、「温暖化は確実に進むことが分かった。」「パイプハウスでの風圧の状況が分かった。」、「収入保険加入を視野に青色申告の導入を考えたい。」等の意見がありました。

3 今後の方向

 生産者の要望をききながら、経営能力の向上となるような研修会を行っていきます。

風によるパイプハウスの被害説明の様子写真

風によるパイプハウスの被害説明