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【10月】第1回イチゴステップアップ講座の開催
令和5年10月2日発
東部農業事務所 館林地区農業指導センター
令和5年9月21日に若手イチゴ生産者を対象としたステップアップ講座を開催し、花芽検鏡体験を行いました。参加者に花芽検鏡や適期定植の重要性を理解してもらうことができました。また、参加者同士の親睦を深めることができました。
1 ねらいと背景
邑楽館林地区では、イチゴ生産者の高齢化が進む中、後継者や新規栽培者等の若手生産者が増えています。そこで、JAと連携し、若手生産者の技術取得・向上を図るとともに、参加者同士の交流を目的としてステップアップ講座を開催しています。コロナ禍により活動が制限されていたため、令和元年以来、4年ぶりの開催となりました。
2 取り組み内容
令和5年9月21日に第1回イチゴステップアップ講座を開催し、若手イチゴ生産者6名、JA、農業指導センターが参加しました。指導センターは、花芽分化状況の共有および花芽検鏡の実演を行いました。その後、参加者に検鏡を体験してもらいました。
参加者からは、「実際にやってみると大変な作業だとわかった」「農家によって花芽分化の進みに違いがあることを実感できた」「定植適期を知る良い機会だった」等の感想が得られ、参加者に花芽検鏡および適期定植の重要性を理解してもらうことができました。また、「部会員と情報交換ができ有意義な時間だった」との感想が得られ、若手生産者同士の親睦を深めることができました。
3 今後の方向
引き続き、JAと連携し、若手生産者の技術向上支援を行います。
検鏡方法を説明
参加者が検鏡を体験