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オンライン診療のすすめ(リーフレット)
群馬県では、「医療提供体制の強化」を新・群馬県総合計画(ビジョン)実現に向けた7つの柱の一つに位置付け、医師の診察や薬の処方を遠隔で受けられる「オンライン診療」の仕組みづくりを進めています。オンライン診療の普及を推進することで、医療資源の少ない地域や災害発生時における医療を確保し、効率的かつ効果的な医療提供体制を目指します。
このたび、県では令和5年度に南牧村-下仁田町間でオンライン診療モデル事業を実施し、オンライン診療導入推進用リーフレット「オンライン診療のすすめ」を作成しました。
医師が常駐しない特例的な診療所、巡回診療
令和5年5月に発出された厚生労働省の通知により、へき地などを対象にオンライン診療の特例が認められました。これにより、医師が常駐しないオンライン診療のための診療所の開設やオンラインでの巡回診療が可能となりました。この規制緩和を受け、群馬県では、医療資源が少ない地域での特例的なスキームとして、公民館を使ったオンライン診療を広げることに着目しました。そこで令和5年度は、南牧村-下仁田間でモデル事業に取り組みました。
また、令和6年1月に発出された厚生労働省の通知により、「医師が常駐しないオンライン診療のための診療所」を、へき地以外でも開設することが認められるなど、オンライン診療の可能性はますます広がってきています。
【通知】特例的に医師が常駐しないオンライン診療のための診療所の開設について (PDF:359KB)
「オンライン診療のすすめ」
オンライン診療のモデル事業を実施し、得られた効果や課題を整理した上で、必要な手続きや実施方法、Q&Aなどについてリーフレット形式にまとめました。