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アウトドア用品の事故に注意しましょう
更新日:2024年5月2日
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屋外で過ごしやすい季節になると、バーベキューやキャンプなどのアウトドア活動を楽しむ機会が増えるかと思います。
ご家族や友人と過ごしたり、ひとりの時間を満喫したりと、とても楽しい時間ですが、アウトドア用品を誤った方法で使用したことによる事故事例が報告されています。
安心して楽しむために、アウトドア用品の注意事項を改めて確認しましょう。
事故事例と注意するポイント
【事例1】古い折りたたみいすで転倒
折りたたみいすに腰掛けたところ、劣化していた座面生地が破れて転倒し、負傷した。
<注意するポイント>
- 使用前に変色や破れ、ひび割れなどが無いか確認してください。
- 使用後は、取扱説明書に従い適切な場所で保管してください。
- 紫外線や水分などの影響により、繊維部分やプラスチック部分の強度が低下し、腰掛けた際に破損するおそれがあります。
- 劣化したものは使用せず、買い換えもご検討ください。
【事例2】ガスカートリッジの破裂
ガスカートリッジ直結型(1口)のカートリッジガスこんろをレンガで囲い、上に大きな鍋を置いた状態で使用したことにより、囲まれた空間の温度が上昇し、過熱されたカートリッジの内圧が上昇し破裂した。
<注意するポイント>
- ガスカートリッジの周囲をレンガやコンクリートブロックなどで囲ってしまうと、熱がこもりガスカートリッジが過熱されることで破裂するおそれがあります。また、上に載せる調理器具の大きさや種類にも注意しましょう。
- 取扱説明書を確認し、正しい使い方をしましょう。
- ガスカートリッジを、炭火など他の熱源のそばに放置しないようにしましょう。
【事例3】着火剤のつぎ足しによる事故
炭火の火力が落ちたため、ゼリー状の着火剤をつぎ足したところ、炎が急激に大きくなり火傷した。
<注意するポイント>
- 火のついているところへ、着火剤のつぎ足しは絶対にしないでください。
- 着火剤には揮発性が高く引火しやすい成分が使われていますので、点火するときは十分な距離をとりましょう。
- 使用後はふたをすぐに閉めましょう。また、火の近くに放置しないよう注意しましょう。