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令和6年度病害虫発生予察情報 第1号(4月予報)

更新日:2024年4月11日 印刷ページ表示

令和6年度 病害虫発生予察情報第1号(4月予報)(PDF:255KB)

予報の概要

予報の概要の一覧

作物名

病害虫名

対象地域名

発生時期

発生量

作物全般

アブラムシ類

平坦地栽培地帯全域

並

並

イネ

縞葉枯病

感受性品種栽培地帯

並

並

ムギ類

赤かび病

栽培地帯全域

やや早い

やや多

ムギ類

うどんこ病

栽培地帯全域

 

並

ナシ

赤星病

栽培地帯全域

やや早い

並

ウメ

かいよう病

栽培地帯全域

並

並

ウメ

黒星病

栽培地帯全域

並

並

施設果菜類

灰色かび病

施設栽培地帯全域

 

並

施設果菜類

コナジラミ類

施設栽培地帯全域

 

並

キュウリ

褐斑病

施設栽培地帯全域

 

並

キュウリ

べと病

施設栽培地帯全域

 

並

キュウリ

うどんこ病

施設栽培地帯全域

 

並

イチゴ

アザミウマ類

施設栽培地帯全域

 

並

イチゴ

ハダニ類

施設栽培地帯全域

 

並

ナス

ハダニ類

施設栽培地帯全域

 

並

夏秋キャベツ

コナガ

高冷地栽培地帯

並

並

(発生時期の空欄は連続発生)

主な病害虫の発生予報

1)ムギ類

赤かび病

発生地域

発生時期

発生量

栽培地帯全域

やや早い

やや多

1 予報の根拠

  1. 今後1ヶ月の気象予報(4月4日発表)によると、平年に比べ晴れの日が少なく、平均気温は高い確率70%、降水量は平年並または多い確率ともに40%、日照時間は平年並または少ない確率ともに40%である。
  2. コムギの生育は平年より5日程度早まっている*。

* 令和6年産小麦の作況と麦類の当面の技術対策(令和6年3月20日現在 群馬県技術支援課発表)

2 防除上注意すべき事項

  1. 赤かび病の防除適期は次のとおりである。

 コムギ :開花始期~開花期(出穂7~10日後頃)

 二条オオムギ:穂揃い期の10日後頃(葯殻抽出始め、出穂12~14日後頃)

 六条オオムギ:開花始期~開花期(出穂3~5日後頃)

  1. 第1回目の防除を実施後、曇雨天が続き多発が予想される場合には、第1回目の防除から10日後頃に2回目の防除を行う。
  2. 今後も気温が高いことが予想されており、ムギの生育が早まる可能性があるため、生育状況をよく観察し、防除適期を逃さないように注意する。
  3. 食用麦の赤かび被害粒混入割合基準は0.0%(10,000粒に5粒未満)であるので防除の徹底を図り、被害粒が混入しないよう注意する。
  4. 凍霜害により不稔が発生した場合は、赤かび病の発生が懸念されるので防除を徹底する。

2)イチゴ

アザミウマ類

発生地域

発生時期

発生量

施設栽培地帯全域

 

並

1 予報の根拠

  1. 現在までの発生量は平年並である。
  2. 今後1ヶ月の気象予報(4月4日発表)によると、平年に比べ晴れの日が少なく、平均気温は高い確率70%、降水量は平年並または多い確率ともに40%、日照時間は平年並または少ない確率ともに40%である。

2 防除上注意すべき事項

  1. 現在までの発生量は平年並であるが、花への寄生が確認されているため注意する。
  2. 気温の上昇とともに発生量が多くなるため、ほ場をよく観察する。また、発生を認めた場合は早期防除に努める。
  3. 多くの植物に寄生するため、ほ場及び周辺の雑草は除去する。
  4. 薬剤抵抗性の発達を防ぐため、同一系統薬剤の連続散布を避ける。また、主に花の内部へ寄生するため、薬剤散布は丁寧に行う。
  5. 薬剤防除にあたっては、天敵や訪花昆虫(ミツバチ等)への影響を考慮し、薬剤を選定する。

その他の病害虫の発生予報

その他の病害虫の発生予報の一覧

作物名

病害虫名

発生時期

発生量

特記事項

作物全般

アブラムシ類

並

並

各種トラップへの飛来数は平年並からやや少ない。

イネ

縞葉枯病

並

並

令和6年2月に採取したヒメトビウンカ越冬世代幼虫の縞葉枯ウイルスの保毒虫率の県平均は、縞葉枯病の発生が平年並であった昨年と同じ1.9%であった。

ムギ類

うどんこ病

 

並

現在までの発生量は平年並。

風通しや日当たりの悪い場所、厚播きや窒素質肥料の多施用、追肥の遅れなどにより軟弱過繁茂したところでは発生量が多くなるので注意する。

ナシ

赤星病

やや早い

並

現在までのビャクシン上の冬胞子堆の成熟は平年より早いことから、胞子の飛散時期が早まる予想される。

胞子の飛散時期と予想される4月中下旬に降水量が多くなると感染しやすいので注意する。

ウメ

かいよう病

並

並

現在までの発生量は平年並。

ウメ

黒星病

並

並

現在までの発生量は平年並。

施設果菜類

灰色かび病

 

並

現在までの発生量は平年並。

発病葉や発病花、発病果は伝染源となるため速やかに取り除き、施設外に持ち出して適切に処分する。

施設果菜類

コナジラミ類

 

並

現在までの発生量は平年並。

多発後は防除が困難になるので、早期防除を心がける。

キュウリ

褐斑病

 

並

現在までの発生量は平年並。

キュウリ

ベと病

 

並

現在までの発生量は平年並。

肥料切れや草勢の衰えにより発生量が多くなるため、適正な肥培管理を行う。

キュウリ

うどんこ病

 

並

現在までの発生量は平年並。

多発後は防除が困難になるので、早期防除を心がける。

イチゴ

ハダニ類

 

並

現在までの発生量は平年並。

多発後は防除が困難になるので、早期防除を心がける。

ナス

ハダニ類

 

並

現在までの発生量は平年並。

夏秋キャベツ

コナガ

並

並

現在までの育苗ほにおけるトラップ誘殺数は平年並。

苗のトンネル被覆を剥がすこの時期は、苗に産卵されることでコナガを本ぽへ持ち込むことが懸念される。コナガの寄生が心配される場合には、育苗ほで防除後、採苗する。

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