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令和5年度 病害虫情報 第5号(麦類の赤かび病)

更新日:2024年3月22日 印刷ページ表示

令和5年度 病害虫情報第5号(麦類赤かび病) (PDF:384KB)

麦類の赤かび病の防除時期が平年より早まると予想されます

現在までの麦類の生育は、平年よりも早まっています。

赤かび病の防除時期が、平年より早まることが予想されます。

必ず麦類の生育をよく確認して、適期防除に努めましょう。

赤かび病の1回目の防除適期

小麦:開花始期~開花期※1(出穂7~10日後頃)

二条大麦:穂揃期の10日後頃(葯殻抽出始め、出穂12~14日後頃)

六条大麦:開花始期~開花期(出穂3~5日後頃)

 ※1 開花期とは、1穂につき数花開花をしているものが全穂数の40~50%に達した日。

小麦赤かび病の写真1小麦赤かび病の写真2

↑ 小麦赤かび病

被害を受けた粒の付近が枯れたようになり、サーモンピンク(鮭肉色)のかびが見られる。

二条大麦の葯殻抽出始めの写真

​↑ 二条大麦 葯殻抽出始め

防除上注意する事項

◎食用麦の赤かび被害混入割合基準は、0.0%(0.049%以下=1万粒に5粒未満)ですので発生させないことが大切です。発生した場合は、刈り分け等を行います。

◎1回目の防除後に曇りや雨の日が続き、多発が予想される場合は、1回目の防除の10日後頃に2回目の防除を行います。

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