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群馬県総合防除計画
更新日:2024年4月1日
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~病害虫の発生しにくい農業生産環境づくりと化学農薬のみに頼らない多様な防除方法を組み合わせた「総合防除」の計画~ の策定について
1.背景及び策定の趣旨
群馬県では、温暖化等による気候変動を背景とした病害虫のまん延リスクの高まりや、化学農薬の使用量低減等による環境負荷の低減への対応が課題となっていること等を踏まえ、令和4年度に改正された植物防疫法に基づいて国が策定した総合防除基本指針に即し、県の実情に応じた病害虫の総合防除に関する計画である「群馬県総合防除計画」を策定しました。
2.実施期間
令和6年4月~令和11年3月予定
*国は5 年ごとに総合防除基本指針を更新予定
3.基本方針
これまで、本県において、病害虫が発生しにくい環境を整え(予防)、病害虫発生予察情報(予報)等に基づき、防除の要否及びタイミングを判断し、経済的被害が生じる恐れがある場合には、様々な防除方法から的確に防除を行う総合的病害虫・雑草管理(Integrated Pest Management;IPM)の取組をすすめてきました。総合防除計画においても、「予防」、「判断」及び「防除」の取組を引き続き行い、農薬適正使用の徹底とあわせて、農業者に広く推進を図ります。