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令和5年度病害虫発生予察情報 第11号(2月予報) 概要版
更新日:2024年2月7日
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令和5年度 病害虫発生予察情報第11号(2月予報) 概要版 (PDF:303KB)
気象の1か月予報(令和6年2月1日 気象庁発表)
- 気温は平年より高い見込みです。
- 降水量は平年並または多く、日照時間は平年に比べて少ない見込みです。
2月の病害虫予報 注目ポイント
イチゴ ハダニ類…発生量:やや多
現在までの発生量は平年並ですが、一部でやや多い状態です。発生が多くなると防除が困難となるので、早期防除に努めてください。天敵を導入している場合は、天敵に影響の少ない農薬を散布してください。
施設果菜類 灰色かび病…発生量:並
現在までの発生量は平年並です。施設内の湿度が高くなると発生しやすくなります。今後、発生しやすい気象が予報されていますので、循環扇や暖房機等を用いた通風を行うなど、施設内の湿度低下に努めてください。
その他の病害虫
作物名 |
病害虫名 |
発生量 |
特記事項 |
---|---|---|---|
施設果菜類 |
コナジラミ類 |
並 |
現在までの発生量は平年並。タバココナジラミは、ウイルスを伝搬するため、施設内に黄色粘着板を設置するなど、早期発見に努める。 |
トマト |
疫病 |
並 |
現在までの発生量は平年並。施設内の適切な湿度管理を行う。 |
キュウリ |
べと病 |
並 |
現在までの発生量は平年並。多湿管理下で発生量が増加するため、適切な湿度管理を行う。 |
キュウリ・イチゴ |
うどんこ病 |
並 |
現在までの発生量は平年並。多発してからの薬剤散布は効果が劣るので、発生を認めたら早めに防除する。 |
イチゴ | アブラムシ類 | 並 | 現在までの発生量は平年並。発生が多くなると防除が困難となるため、早期発見・早期防除に努める。 |