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グリーンな栽培体系への転換サポート

更新日:2023年10月18日 印刷ページ表示

 「グリーンな栽培体系への転換サポート」は、みどりの食料戦略システムの実現へ向けて、それぞれの産地に適した「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を組み合わせた「グリーンな栽培体系」への転換を推進するため、産地に適した技術を検証し、定着を図る取組を支援します。

グリーンな栽培マニュアル

〈令和4年度〉
緑肥作物の活用を核としたアブラナ科根こぶ病の防除対策マニュアル(キャベツ・ハクサイ)(PDF:926KB)​

 群馬県吾妻西部地域の基幹作物であるキャベツ、ハクサイでは、土壌病害である根こぶ病の発生リスクの高まりが危惧されており、対策の強化が必要となっています。そこで、緑肥の活用を核に、根こぶ病対策の省力化技術を組み合わせた栽培体系を確立するため、イネ科緑肥による短期輪作の栽培体系の検証、ならびに省力化技術としてドローンを活用した緑肥の播種、抵抗性品種の活用、菌密度測定サービスの活用について検証しました。

グリーンな栽培マニュアル(子実用トウモロコシ)(PDF:1.56MB)​

 家畜の生産コストの3~5割を占める飼料費のうち、約9割は輸入に依存している濃厚飼料で占められています。濃厚飼料の価格の高騰は畜産経営を圧迫していることから、近年、国産濃厚飼料の安定供給に向けて、全畜種に供給可能な子実用とうもろこしの国内生産が増えています。そこで、群馬県中部地域で取り組んでいる子実用とうもろこし栽培において、堆肥の活用、不耕起栽培等を取り入れたグリーンな栽培体系マニュアルを作成しました。

産地戦略

〈令和4年度〉​
産地戦略(キャベツ・ハクサイ)(PDF:576KB)​

 根こぶ病菌密度を低下させる効果が期待できる緑肥作物(エンバク、ライムギ)の活用により、根こぶ病の発生リスクの軽減を図ります。加えて、省力化技術として抵抗性品種や植付け前の根こぶ病菌度診断の導入、ドローンを活用した緑肥播種等を必要に応じて組み合わせることで、根こぶ病を対象とした化学農薬使用量の低減および農家の作業時間低減を図ります。

産地戦略(子実用トウモロコシ)(PDF:530KB)

 子実用とうもろこしの栽培では施肥はすべて化学肥料を使用しています。そこで、耕畜連携を推進し、化学肥料を全量堆肥に置き換えることで化学肥料の使用量低減を図ります。加えて、省力化技術として不耕起栽培、立毛乾燥を組み込み、作業工程の削減、収穫物の乾燥機利用時間の削減を図ります。