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令和5年度第1回群馬県障害者施策推進審議会の概要

更新日:2023年9月26日 印刷ページ表示

1 日時

令和5年8月3日 木曜日 午後2時00分から午後3時20分まで

2 場所

群馬県庁昭和庁舎3階 35会議室

3 出席者

(1)群馬県障害者施策推進審議会委員

江村恵子 (一社)群馬県手をつなぐ育成会会長

吉田英子 群馬県重症心身障害児(者)を守る会会長

眞下宗司 群馬県身体障害者施設協議会会長

吉邑玲子 群馬県精神障害者家族会連合会会長

高森勉 群馬県自閉症協会

和泉俊子 (公社)群馬県視覚障害者福祉協会理事

早川健一 (一社)群馬県聴覚障害者連盟理事長

飯塚智宏 群馬県せきずい損傷者協会会長

笹澤繁男 (特非)群馬県精神障害者社会復帰協議会副理事長

霜田浩信 群馬大学共同教育学部教授

栗原陽子 群馬県民生委員児童委員協議会副会長

渡邊秀臣 (公社)群馬県医師会理事

岩佐純 (独法)高齢・障害・求職者雇用支援機構群馬障害者職業センター所長

鈴木利定 群馬県介護福祉士養成校協議会会長

伊藤美保子 (一社)群馬建築士会高崎支部会員

(2)オブザーバー

剣持沙也香 群馬県産業経済部労働政策課就労支援係主任

藤生雅代 群馬県教育委員会特別支援教育課補佐(指導係長)

(3)事務局

健康福祉部長 唐木啓介

障害政策課長 齊藤猛

障害政策課精神保健室長 橋本陽子

障害政策課次長 川田純子

障害政策課自立支援専門官 清水彰

障害政策課社会参加推進係長 相馬義昭

障害政策課補佐(支援調整係長) 横山秀行

障害政策課補佐(地域生活支援係長) 山田芳和

障害政策課補佐(施設利用支援係長) 友松浩二

障害政策課精神保健・発達支援係長 須田博

障害政策課精神医療係長 勝部真理子

障害政策課社会参加推進係主任 塩谷朋弘

障害政策課支援調整係主任 山口保

障害政策課社会参加推進係 大場葉月

障害政策課社会参加推進係 北川敦基

4 議事の概要

(1)開会

  • 午後2時00分、開会
  • 県の情報公開制度に基づき、審議会を公開とすることを説明
  • 審議内容の概要を県のホームページ等で公開することを説明
  • 議事録作成のため、会議の内容を録音することを説明

(2)あいさつ

群馬県健康福祉部長 唐木 啓介

(3)議事(議事進行は霜田会長)

ア)バリアフリーぐんま障害者プラン8の実施状況について

(吉邑玲子委員・群馬県精神障害者家族会連合会会長)

 発達障害について、大人になってからの居場所や家族の対応が大変であるとよく聞かれ、発達障害の人だけ集まっても、どう対応すればよいか困るケースが多く、適切な支援を受けられるようにしてほしい。
 また、かかりつけ医について、精神に関する知識や理解のある方はまだまだ少ないと聞いており、かかりつけ医の方にもそういった知識をしっかり持っていただき、適切に精神科医につなげるようにしてほしい。

(笹澤繁男委員・(特非)群馬県精神障害者社会復帰協議会副理事長)

 農家の時給単価もあがっており、農福連携に取り組んでいる事業所の工賃もあがっていくことが想定されるが、自主商品を作っている事業所は物価高騰等によりコストもあがってきており、利益が圧迫される中でどのような影響が出ているか等を把握しながら、工賃向上の取組を検討していただきたい。

(霜田浩信委員・群馬大学共同教育学部教授)

 自主商品のコストアップへの対策については、自主商品の販路拡大など、県の方でも様々な施策を検討していただければと思う。

(笹澤繁男委員・(特非)群馬県精神障害者社会復帰協議会副理事長)

 精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築について、どういうシステムが構築されて、特に利用する精神障害者の方が、いつどんな時にどういうふうにしたら利用できるか、わかりやすいシステムでないと、システム活用が進まないと思うので、ぜひ取組を進めていただきたい。

(事務局)

 精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築については、各市町村が地域において、保健医療福祉の関係者の場を設けて、精神障害者の方が、地域で安心して暮らしていける様々な支援の仕組みを構築していくものであり、身近な場所でどんな支援が適用できるのかというようなことはなるべくわかりやすく整理されていく必要があると考えており、御要望いただいた御意見も踏まえて、引き続き関係者との協議の上、取組を進めていきたい。

(江村恵子委員・(一社)群馬県手をつなぐ育成会会長)

 日中サービス支援型のグループホームが多くなってきているが、色々な利用者からの困りごとも多く聞いており、利用者の観点を踏まえた、仕組みづくりを検討していただきたい。

(事務局)

 自立支援協議会の場で、関係者の方々による様々な御意見をいただきながら、利用の改善に取り組んでいければと考えている。

(眞下宗司委員・群馬県身体障害者施設協議会会長)

 日中サービス支援型のグループホームの評価を地域の自立支援協議会の場で行うことを国が示しているが、どんな方法で、どんな評価をしていくか等についてどのように考えているのか、お聞きしたい。

(事務局)

 新しい状況の中で、評価をしていく仕組みそのものを検討していく必要があると考えており、関係者の皆様からの様々な御意見をいただきながら、検討していきたいと考えている。

(吉田英子委員・群馬県重症心身障害児(者)を守る会会長)

 短期入所を利用しようとしても、使えないという声も多く聞かれ、現場の声としても、「日中生活介護事業所で、短期入所ができると安心である」といった声も多く、現場ではなかなか人手不足といった話も聞くが、ぜひ短期入所を確保できるような形で取組を進めて頂きたい。

(事務局)

 今回いただいた御要望や現場の状況も踏まえながら、課題を整理して検討していければと考えている。

(早川健一委員・(一社)群馬県聴覚障害者連盟理事長)

 新型コロナウイルス感染症が蔓延した際に、知事の記者会見で手話通訳を配置していただいたことに感謝したい。
 ただ、知事の定例記者会見では、YouTube配信が中心になってしまい、高齢者はYouTubeを見ることが少ないため、テレビでも手話通訳による情報保障を検討していただきたい。

(事務局)

 関係課とも相談しながら検討していきたい。

イ)バリアフリーぐんま障害者プラン8一部改定の骨子(案)について

(吉田英子委員・群馬県重症心身障害児(者)を守る会会長)

 骨子案の中で、「医療的ケア児等支援センター」に関する記載部分で、「医療的ケア児及びその家族の相談」とあるが、「医療的ケア児等及びその家族の相談」といった形で、「等」を追記していただきたい。

(事務局)

 医療的ケアを必要としない人も対象に相談できる体制を支援センターとして取り組んでいるところでもあり、「等」を含めた形で検討していきたい。

(吉田英子委員・群馬県重症心身障害児(者)を守る会会長)

 骨子案の中で、「障害者芸術文化」に関する記載部分で、「生涯学習」という文言を検討してほしい。
 切れ目のない支援という部分で、特別支援学校卒業後も取り組んでほしいという思いもあるのでぜひ検討してほしい。

(事務局)

 教育委員会とも関わってくる部分のため、関係課と調整して検討していきたい。

(岩佐純委員・(独法)高齢・障害・求職者雇用支援機構 群馬障害者職業センター所長)

 骨子案の障害者福祉計画等の変更部分について、国の基本方針で示された数値目標の基本的な考え方で、「福祉施設から一般就労への移行」に関する部分で、「地域の就労支援ネットワークの強化、関係機関の連携した支援体制を構築するため、協議会を活用して推進」とあるが、「協議会」とは何を意味するのか。

(事務局)

 県の方で実施している自立支援協議会を活用して推進していきたいと考えている。

(岩佐純委員・(独法)高齢・障害・求職者雇用支援機構 群馬障害者職業センター所長)

 県の自立支援協議会だけでなく、市町村レベルの自立支援協議会で就労支援部会というものがあり、きめ細かい支援という部分で、一緒に協議を進めていければと考える。
 ただ、市町村によっては、就労支援部会があるところとないところもあるが、地域の自立支援協議会を含めた協議を行うことで、より実態の意見を反映できると思う。

(事務局)

 市町村の自立支援協議会とは、アドバイザー派遣で協力、連携した体制となっており、市町村の自立支援協議会における声も行き届くような形で協議を進めていけるよう検討していきたい。

(江村恵子委員・(一社)群馬県手をつなぐ育成会会長)

 障害者芸術文化に関する部分については、県としてどのような方までを対象として検討しているのかお聞きしたい。
 一定の方だけでなく、全員の障害者の方に対して、広く皆さんが参加できるよう、群馬ならではのものも取り入れながら取組を検討してほしい。

(事務局)

 すべての方が芸術文化に参加できるような取組を想定している。

(4)閉会

午後3時20分、閉会