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若年者向け「デートDV」啓発リーフレットについて
1 目的
県では、配偶者からの暴力(DV)防止の一つに、男女間の交際が始まる若年期に、配偶者や交際相手からの暴力の問題について考える機会を提供し、正しい知識と理解を深めることが有効と考えております。
国の「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護のための施策に関する基本方針(平成20年1月11日)」の中で「若年層への教育啓発」が盛り込まれ、県でも「第4次ぐんまDV対策推進計画(平成31年3月策定)」で「若年層に対する予防啓発の推進」について積極的に取り組むことを盛り込んでいます。毎年、若年者向け啓発リーフレットを作成し、若年者にDVに対して、正しい知識と理解を深めてもらうことを目的として、県内中学生(3年生)、高校生、大学生を対象に配布しています。
2 リーフレット
若者向け「デートDV」啓発リーフレットについて (PDF:1.86MB)
3 内容
デートDVって?
DV(ドメスティック・バイオレンス)は、配偶者やパートナーなど、親しい間柄でおこる暴力のことです。
交際中の男女間でおこる暴力をデートDVといいます。
暴力は犯罪です。
決して許されるものではないことを知ってください。
こんなこと、ありませんか?
- なぐる、ける
- 携帯電話をチェックする
- お金を返さない、取り上げる
- キスなどを強要する
※女性も男性も、デートDVの被害者になり得ます
暴力には他にもいろいろあります
身体的暴力
- つねる
- 物などを投げつける
精神的暴力
- 傷つくようなひどいことをいう
- バカにする
- どなる
- 友達付き合いを制限する、監視する
- 独占欲が強く、いつも一緒にいることを強要する
- 別れたら「死ぬ」などとおどかす
性的暴力
- キスや性行為を強要する
- 避妊に責任をもたない
経済的暴力
デートの費用をいつも出させる
デートDVってなぜおこるの?
デートDVは、相手を自分の思いどおりにしようと暴力で支配することによりおこります。
対等な関係でするけんかとは違います。
「愛しているから暴力をふるってもいい」「束縛することが愛」と間違った思い込みをしていませんか?
お互いを大切にしましょう
好きだからって、暴力をふるう、束縛する…
好きだから暴力や束縛を受け入れる…
それは愛ではありません
どんな理由があっても、暴力はぜったいダメ
相手の気持ちになって、思いやりを持ちましょう
相談窓口
これってデートDV?相手との関係がちょっとおかしいな?っと思ったら、信頼できる人や相談機関に早めに相談してみましょう。
友達から相談をうけたり、悩んでいたら話をよく聞いて、相談窓口を教えてあげてください。