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平成26年度 第3回男女共同参画推進委員会概要
日時:平成27年3月10日(火曜日)午後1時~午後3時
場所:ぐんま男女共同参画センター 大研修室
出席:委員14名、事務局等12名
議事概要
1 男女共同参画社会に関する県民意識調査等結果報告(案)について
男女共同参画基本計画の策定や今後の政策立案の基礎資料とするため、今年度、男女共同参画社会に関する県民意識調査及び企業調査を実施し、単純集計の結果(案)がまとまりましたので委員会に報告されました。今後、調査結果概要版などを取りまとめていくにあたり、委員からは、次期計画の課題としての群馬県特有の課題は何であるか等の質問が出されました。
調査結果は概要版にまとめ公表されますが、傾向の分析のためのクロス集計の実施などが意見として出されました。
調査結果については、クロス集計などの分析結果を踏まえ、課題を整理した上で取りまとめ公表することになりました。
主な意見
- 平等感が下がっている原因は何か。男性優遇が増えたのか、それとも女性優遇が増えたのか。
- 男女共同参画推進のためには意識改革が必要だといった意見が多いが、意識改革だけでなく、具体的な取組とその成果を見せることが必要ではないか。
- 女性たちの働き方について、パート・アルバイトの希望が高いが、正社員になれないからパート・アルバイトが多いのか。「柔軟な働き方」に押し込めるのは本来の姿ではないのではないか。
- 防災関係に男女共同参画の視点を入れるため、是非関係課を交え議論してほしい。
2 第4次群馬県男女共同参画基本計画の策定について
第3次計画の計画期間が平成27年度で終了することから、平成27年度に第4次計画を策定することが報告されました。策定にあたっては、関係課及び外部有識者を構成員とする計画策定ワーキンググループを設置し、検討を行い、県民の意見を聞き、群馬県男女共同参画推進委員会の審議を経て、群馬県男女共同参画推進協議会で決定されます。委員からは、現行計画の進捗状況などを踏まえた上で、群馬県の現状や課題に対応した計画を策定してほしいとの意見がありました。
主な意見
- 国でも次期計画の策定中であるが、意識調査の結果などを踏まえ、群馬県の現状をとらえた計画としてほしい。
- 男性にとっての男女共同参画については、育児参加だけでなく、地域活動などあらゆる分野についの取組としてほしい。
3 その他(平成27年度実施事業について)
群馬県の男女共同参画の推進に係る平成27年度の各課実施事業について報告が行われました。人口減少対策の取組の一つとして、子育てしやすい職場環境の整備や意欲のある女性の活躍推進、ワーク・ライフ・バランス実現のための働き方改革が重要であることから、仕事と家庭の両立支援や女性の登用等に取り組む企業を対象に、男女ともに働きやすい職場環境づくりを推進するため、関係する現行の3制度を統合し、新たな企業認証制度を創設することなどが報告されました。